小樽市花園に位置する「館ブランシェ」は、JR小樽駅から徒歩約10分の場所にある洋菓子店です。1936年創業の老舗「洋菓子の館」が前身となっており、2013年に「館ブランシェ」として再スタートを切りました。長年にわたり小樽市民に愛されてきた伝統の味を受け継いでおり、地元の方々からは誕生日や特別な日のケーキとして親しまれています。
北海道の原料をできる限り使用し、保存料を使わずに手間をかけて作られるお菓子は、お子様から高齢の方まで安心して楽しめる優しい味わいが特徴です。 店内には洋菓子の販売コーナーのほか、レトロモダンな雰囲気の喫茶室が併設されています。 この喫茶室は創業当時からの姿を残しており、かつて北海道の中心として栄えた小樽の歴史に思いを馳せながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。 ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝氏とその妻リタ氏もこの場所を訪れたことがあるという情報も見られます。
メニューとしては、定番のイチゴのショートケーキやモンブランを中心に、季節ごとに約20種類のケーキが店頭に並びます。 特に、小樽では一般的なモンブランとは異なるチョコレートケーキである「館モンブラン」や、しっかりとした食感と濃厚なカスタードクリームが特徴の「館のプリン」、昔ながらの味わいの「クリームぜんざい」などが人気です。 喫茶室ではこれらのケーキのほか、クリームあんみつなども楽しむことができます。 料金に関する具体的な詳細な情報は少ないですが、食べログの口コミ予算では昼夜ともに千円未満と記載されています。
店内には44席があり、ソファー席も用意されています。個室はありませんが、20名から50名までの貸切が可能です。 落ち着いた広い空間で、ゆったりと過ごすことができるでしょう。 駐車場はありません。 全席喫煙可とされていますが、最新の情報は店舗に直接確認することが推奨されています。
「館ブランシェ」は、長年の歴史を持つ洋菓子店として、伝統の味とノスタルジックな喫茶室で訪れる人々に安らぎを提供しています。手土産としても人気があり、地元の方々はもちろん、観光で小樽を訪れた際にも立ち寄りたいスポットの一つです。落ち着いた雰囲気の中で美味しいスイーツを味わいながら、小樽の歴史と文化を感じることができるでしょう。