札幌市中央区北4条西11丁目にある「倫敦館」は、地下鉄東西線西11丁目駅から徒歩約8分から10分、地下鉄さっぽろ駅からは徒歩約14分ほどの場所に位置する喫茶店です。ミニ大通公園沿いにあり、大きなガラス窓とコンクリート調の2階建ての建物が目印となります。お店の前には駐車場も約9台分用意されていますが、週末などは満車になることもあるため、公共交通機関の利用もおすすめです。
1976年にオープンした「倫敦館」は、長年にわたり地元の人々に愛されてきた老舗の喫茶店です。店内はレトロモダンでクラシカルな雰囲気が特徴で、アンティーク調の木製家具が配されています。中央には吹き抜けの螺旋階段があり、開放的な空間が広がっています。壁一面がガラス張りになっているため、都会の自然を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができます。店内にはジャズが穏やかに流れ、落ち着いた雰囲気の中で思い思いの時間を過ごせる空間となっています。席数は60席あり、カウンター席、テーブル席、ソファ席が用意されています。個室はありません。
フードメニューも充実しており、特にランチタイムには多くの人が訪れます。昔ながらの喫茶店メニューとしてナポリタンや、グラタン、キッシュ、パスタ、ハヤシライスといった洋食の定番を楽しむことができます。中でも、ウィンナー、ピーマン、玉ねぎ、マッシュルームといった具材とケチャップ、コショウで炒めた昔懐かしい味のナポリタンや、具材たっぷりのパングラタン、マカロニグラタンは人気が高いようです。ランチセットにはコーヒーとサラダが付いてくるメニューもあります。人気のチキンソテーパプリカ風味は、下味を付けた鶏肉をパプリカパウダーで仕上げており、ふっくらジューシーな味わいが特徴で、バターライスが添えられています。国産の材料を中心に作られており、ボリュームもあり満足感のある一品です。価格帯については、ランチはおおよそ1,000円台、ディナーは2,000円台から3,000円台の目安が示されています。
ドリンクメニューも豊富で、丁寧にハンドドリップされた深煎りのオリジナルブレンドコーヒーは、苦味が強めながらもコクがあり、ブラックで飲むのがおすすめです。酸味があまりなくマイルドな味わいと香りが楽しめます。コーヒー以外にもエスプレッソを使ったものや紅茶、ハーブティーなども揃っています。カフェタイムには、バニラアイスに熱いエスプレッソコーヒーを注いで楽しむジェラートアルカフェも人気です。お得なケーキセットも用意されています。
全席禁煙となっており、落ち着いた空間で食事や喫茶を楽しみたい方におすすめです。