札幌市北区の閑静な住宅街に佇む「台湾cafe茶韻」は、JR札沼線百合が原駅東口より徒歩約10分、または西口より徒歩約10分の場所に位置する一軒家カフェです。本格的な台湾・中国茶と台湾グルメ、スイーツを楽しめるお店として知られています。店舗前には駐車場も完備されており、車でのアクセスも可能です。
店内は木のぬくもりを感じる落ち着いた空間で、台湾らしさを感じる照明なども配されています。席数は14席(禁煙)と比較的小規模で、アットホームな雰囲気が魅力です。カウンター席も用意されており、一人でも気軽に利用しやすい環境です。
提供されるメニューの中心は、約50種類にも及ぶ豊富な種類の台湾・中国茶です。青茶、緑茶、紅茶、黒茶、花茶に加え、珍しい白茶や黄茶なども取り扱っています。お茶は茶器と共に提供され、淹れたての香りを楽しみながら、二煎目、三煎目と味の変化も堪能できます。お店の方がお茶の美味しい淹れ方や香りを楽しむ方法を丁寧に教えてくれるため、台湾茶に馴染みがない方でも安心して本格的な台湾茶体験ができます。一部のお茶には、ナツメやマイタケ、ピスタチオなどの茶請けが付いてくることもあります。
フードメニューとしては、台湾の定番朝ごはんとしても知られる「鹹豆漿(シェントウジャン)」や、豚バラ肉を甘辛いタレで煮込んだ「魯肉飯(ルーローハン)」などが人気です。魯肉飯にはスープや角煮がセットになったメニューもあり、日本人向けに八角の香りは控えめにアレンジされているため、食べやすいと評判です。スイーツでは、しっとりふわふわの「台湾カステラ」や、タロイモとサツマイモの団子が入った台湾式おしるこ「芋圓(ユーユエン)」、見た目も可愛らしい「はりねずみごままんじゅう」などが提供されています。薬膳ランチは事前の予約が必要な場合があります。
店内では台湾雑貨やアクセサリー、茶器などの販売も行われており、お茶を自宅でも楽しんだり、台湾の雰囲気を持ち帰ったりすることもできます。
お支払い方法としては、現金の他にPayPayが利用可能です。クレジットカードや電子マネーは利用できません。定休日は月曜日と火曜日ですが、その他不定休もあるため、来店前に公式情報(主にInstagram)を確認することが推奨されます。席数が少ないため、特にランチタイムなどは予約をしてからの来店が安心です。
全体的に、台湾の本格的なお茶や食文化を、落ち着いた空間でゆったりと楽しめるカフェとして、多くの口コミで高い評価を得ています。「日常から少し離れた時間」を過ごせる場所として、リピーターも多いようです。