ありが鯛本舗　こと葉

かつて北海道札幌市厚別区厚別西2条4丁目2-18に店舗を構えていた「ありが鯛本舗 こと葉」は、一般社団法人めぐみの樹が運営する事業の一つとして、パンやたい焼きの製造販売を行っていました。JR函館本線厚別駅西口からは徒歩10分圏内の距離に位置しており、地域の方々に利用されていました。

「ありがとう」や「おめでとう」といった感謝やお祝いの気持ちに寄り添うような、心を込めたたい焼き作りを目指しており、そのコンセプトは店名にも込められていました。提供されるたい焼きには、もちもちとした食感が特徴の「福鯛」と、サクサクとした食感の「パイ鯛」の2種類があり、それぞれに数種類の餡やクリームなどの味を用意していました。定番の粒あんのほか、季節限定の味も登場していました。また、パンも扱っており、北海道産小麦を100%使用した食パンや、ちくわパン、ウインナーパンといった惣菜パンなども販売されていました。

店舗前には24時間稼働する自動販売機も設置されており、たい焼きやパンの一部をいつでも購入できる取り組みも行っていました。この自動販売機は、フードロス対策の一環としても活用されていました。

「ありが鯛本舗 こと葉」は、2023年7月1日をもって厚別区の店舗での営業を終了し、江別への移転がアナウンスされました。また、厚別区内でのサテライト店の計画もあるとされていましたが、移転後の具体的な店舗の情報については確認できません。