北海道札幌市中央区、南3条西3丁目のGDININGビル地下1階に位置する「French Panda(フレンチパンダ)」は、肩肘張らずにカジュアルなフレンチとナチュラルワインを楽しめるレストランです。札幌市営地下鉄すすきの駅からは北方面へ徒歩およそ3分、札幌市電狸小路駅や札幌市営地下鉄豊水すすきの駅からもそれぞれ徒歩3分圏内と、複数の路線からアクセスしやすい便利な場所にあります。都通りに面したビルの地下という立地は、まさに隠れ家のような雰囲気を醸し出しています。店内は落ち着いたアンティーク調の設えで統一されており、木の温もりを感じさせるアットホームな空間が広がります。オープン当初からお店のトレードマークであるパンダの飾りが、訪れるお客さんを和やかに出迎えてくれます。
このお店は、札幌で多くの食通に知られるフレンチレストラン「AKI NAGAO」の姉妹店としてオープンしました。「もっと多くの方に気軽にフレンチの美味しさを体験してほしい」というオーナーの願いが込められており、普段使いできる「まかないフレンチ」をコンセプトに掲げています。そのため、特別な記念日はもちろん、日常の食事やちょっと立ち寄りたい時にも気軽に利用できるスタイルが特徴です。「AKI NAGAO」で長年愛されてきたオープン当初からのレシピを受け継いだ料理もメニューに並んでおり、本店のエッセンスを感じながらも、よりカジュアルに楽しめる工夫が随所に凝らされています。
料理には、北海道産の新鮮で良質な食材が積極的に取り入れられています。お店のおすすめの一つであるシェフ特製のパテ・ド・カンパーニュは、肉本来の深い旨味が凝縮されており、添えられるパンやワインと共に味わうことでその美味しさが引き立ちます。また、道内ではまだ珍しい白糠産の鹿肉を使用したハンバーグも人気のメニューです。ジビエならではの風味豊かな鹿肉を特製のソースでいただくハンバーグは、満足感のある一品です。さらに、北海道のソウルフードとして地元で絶大な人気を誇る「中国料理 布袋」のザンギがメニューにあることも特筆すべき点です。フレンチの技法をベースにしながらも、ジャンルにとらわれない自由な発想で提供される料理の数々が、訪れる人々を楽しませています。
ドリンクメニューの中でも特に力を入れているのが、ヴァンナチュールワインです。これは、ブドウの栽培から醸造、瓶詰めまで、可能な限り自然の力に委ねて造られたナチュラルなワインのことです。French Pandaでは、ボトルを含めて約100種類ものヴァンナチュールワインが常時用意されています。常に新しいワインとの出会いを提供するため、ボトルは一本ずつ開けて提供するスタイルを取り、頻繁にラインナップを入れ替えているとのことです。ワイン初心者から愛好家まで誰もが楽しめるよう、ソムリエを含む経験豊富なスタッフが常駐しており、お客さんの好みやその日の料理に合わせて最適な一本を丁寧に選んでくれるサービスがあります。ワインに関する疑問や相談にも気軽に応じてもらえます。また、事前に相談すればドリンクの持ち込みも可能とされており、ワイン以外の好みがある場合や特別な一本を持参したい場合に便利なサービスです。
店内の座席については、カウンター席が設けられており、お一人様でも気兼ねなく食事を楽しめる雰囲気です。落ち着いた空間は、友人との語らいや大切な人とのデート、仕事帰りの一杯など、様々なシチュエーションに馴染みます。記念日や誕生日といった特別な日のお祝いにも対応しており、サプライズの相談も可能です。お子様連れでの利用も可能とされているため、家族での食事にも利用しやすいお店と言えるでしょう。
営業時間は、月曜日から木曜日、そして日曜日、祝日、祝前日は17時30分から翌1時00分までとなっており、料理のラストオーダーは翌0時00分です。定休日に関する詳細な情報は確認できませんでした。来店を検討する際は、事前に電話などで確認することをおすすめします。オンラインでの予約も受け付けているため、予定が決まっている場合は早めに予約を入れておくとスムーズです。普段使いから特別な日まで、カジュアルな空間で本格的なフレンチと個性豊かなヴァンナチュールワインを堪能できるお店として、多くの人に支持されています。