札幌市中央区南3条西1丁目の和田ビル1Fに位置する「米風亭」は、豊水すすきの駅から徒歩約3分、大通駅から徒歩約5分、すすきの駅からは徒歩約5分と、各方面からのアクセスが良い場所にあります。1986年創業の老舗ビアホールであり、札幌では早い時期から油そばを提供していたお店としても知られています。店内は全55席で、カウンター席、ボックス席、テーブル席が用意されており、古き良きアメリカを感じさせるクラシカルな雰囲気が特徴です。使い込まれた木製のテーブルやチェア、レトロなポスターなどが配され、まるで昔の映画のワンシーンのような空間で、美味しいビールと料理を楽しむことができます。一人でも気軽に立ち寄れるカウンター席も完備しており、各種宴会や女子会にも対応可能です。個室はありませんが、大きめのテーブル席があるので、十数名程度の利用も可能とされています。全席喫煙可能となっています。
米風亭の大きな魅力の一つが、店主が世界各国から厳選した30種類以上のビールです。ベルギー、メキシコ、アメリカ、タイなど海外のビールに加え、北海道産の「登別わかさいも本舗の鬼伝説」といった珍しい銘柄も楽しめます。樽生ビールも7種類用意されており、アサヒスーパードライやギネス、ヒューガルデンホワイトなどを味わえます。特にヒューガルデンホワイトは、専用のグラスで提供されるこだわりぶりです。これらの豊富なビールと共に楽しめるのが、米風亭の看板メニューである「油そば」です。札幌で油そばといえば米風亭と言われるほどの人気で、一度食べたらやみつきになる味と評判です。ノーマルな油そば(880円 税込)に加え、黒ゴマ辛口油そば(930円 税込)もあります。ランチや夕食としてだけでなく、飲んだ後の〆の一杯としても選ばれています。油そばのタレはオイスターソースや中華出汁、ごま油などがベースになっているとされ、麺は札幌を代表する西山製麺の太麺が使われています。テーブルに用意された酢やラー油で味の変化を楽しむこともできます。
油そば以外にもビールとの相性が良いアラカルトメニューが充実しています。カスラー(豚肉の塩漬け)は980円(税込)で、ドイツのビアホール定番料理としておすすめです。しっかりとした歯ごたえとほどよい塩加減、脂身の甘みが特徴です。その他、ジャークチキン(830円 税込)、軟骨揚げ(600円 税込)、小エビの唐揚げ(600円 税込)、タコの唐揚げ(700円 税込)、フィッシュ&チップス(780円 税込)、ムール貝のビール蒸し(960円 税込)、ソーセージの盛り合わせ(980円 税込)など、ビールが進むメニューが揃います。タコスやサラダ、おつまみとして枝豆やザーサイ、チーズ盛り合わせなども提供しています。ジャンバラヤ(980円 税込)やパスタチーナ(400円 税込)といった食事メニューもあります。ランチタイムは油そばが中心のメニュー構成となる場合があるようです。予算はランチが1000円以下、ディナーは2000円から3000円程度とされています。単品飲み放題プランもあり、2時間2800円(税込)で、プラス500円で30分延長が可能です。
昼から深夜まで営業しており、ランチからカフェ利用、夜ご飯、二次会、〆まで様々なシーンで利用されています。特に夜はビアバーとして賑わい、美味しいビールと油そばを求めて多くの人が訪れます。著名人にもファンが多く、メディアでも紹介された経験があります。駐車場はありませんが、近隣にコインパーキングがあります。クレジットカード(VISA, Mastercard, Amex, Diners, JCB)、電子マネー、QRコード決済が利用可能です。