札幌市中央区南3条西3丁目の都ビル2Fに位置する「雷井土音(ライドオン)」は、地下鉄すすきの駅から徒歩約2分というアクセス便利な場所にあります。すすきの駅1番出口から都通りを東に進んだ先の都ビル内にあり、雷井土音の看板が目印です。札幌市電狸小路駅からも徒歩約2分、地下鉄豊水すすきの駅からも徒歩約4分と、複数の駅からアクセス可能です。駐車場はありません。
店内は落ち着いたシックな雰囲気で、ついつい長居したくなるような空間です。座席数は28席で、うちカウンター席が5席あります。おひとり様でも気軽に立ち寄れる雰囲気も持ち合わせています。全席禁煙ですが、入口に喫煙所が設けられています。個室はありません。
このお店のコンセプトは、厳選素材と出汁の旨みを味わう「通な居酒屋」です。道内を中心に日本全国の生産者から直接仕入れた食材を使用し、食材の味を最大限に引き出すために、じっくりと取った出汁を使った料理を提供しています。和食の基本である出汁を活かした煮物や炒め物、鍋料理など、様々な形で出汁が登場します。過去には、道南せたな町の「若松ポークマン」や北海道十勝のトヨニシファームの豊西牛なども取り扱っていたようです。
ドリンクメニューも豊富で、特に日本酒とワインに力を入れています。日本酒は常時40〜50本揃えられており、メニューには銘柄が書かれていないため、棚に並んだ瓶を見て選んだり、店員に好みを伝えておすすめを紹介してもらったりすることができます。ワインも道産、国産、輸入物を取り揃えています。単品での注文はもちろん、日本酒やワインを含む2時間飲み放題も提供しており、特に日本酒好きには冷蔵庫内の様々な日本酒が飲み放題となる点が好評です。飲み放題は、以前は2名から利用可能で2時間一人2,500円(税別)という情報や、単品飲み放題2時間3,500円という情報も見られます。
メニュー内容としては、お刺身盛り合わせ(一人前1,000円)、本日のカマ焼or煮(650円)、本日の出汁巻き玉子(700円)、出汁割燗酒(1,100円)などがあります。旬の食材を使った料理や、ジビエ肉を使った種類豊富な創作料理も提供しており、ガッツリ食べたい人からお酒のおつまみを楽しみたい人まで満足できる内容です。定食メニューもあり、夕食としての利用も可能です。過去には、トマトサワー(550円)、お通しのしんじょのお吸い物(500円)、群馬産筍炙り梅味噌添え(600円)、百合根の蟹クリームグラタン(950円)、自家製のホッケフライ(650円)、知床鶏のグリルまいたけのソース(900円)、カルボナーラ土鍋ご飯(1,000円)、高野豆腐のから揚げ、あんこうの揚げ出し、自家製コンビーフ、活ホタテ、たこまんま、魚白湯鍋、ホタルイカの塩辛、赤茄子のサラダ、知覧鶏と椎茸のサラダ、アスパラの天ぷら、麩の揚げ出し納豆あんかけ、花咲カニ、河内鴨のグリル山菜味噌添えなども提供されていたようです。お通しのお吸い物や高野豆腐のから揚げの出汁の美味しさ、自家製コンビーフ、カルボナーラ土鍋ご飯などが口コミで好評を得ています。
お店の営業時間は月曜日から日曜日、祝日、祝前日は15:00から翌0:00までで、料理のラストオーダーは23:00、ドリンクのラストオーダーは23:30です。不定休があり、特に日曜日は定休日としている場合や、研修などで臨時休業する場合があるため、事前に確認することをおすすめします。
店名の「雷井土音」には、「雷」が日本酒に使う米、「井」が米作りや酒造りに使う水、「土」がブドウが育つ土壌を表し、そこに「音」が加わることで日本酒とワイン、食事のハーモニーを楽しんでもらいたいという意味が込められているとのことです。生産者の想いを大切にし、素材の味を引き出す丁寧な調理で、お酒と共にゆっくりと食事を楽しめるお店として、地元客を中心に人気を集めています。