函館市本町にひっそりと佇む「Hakodate Dining 備後屋(裏)」は、五稜郭エリアの繁華街から少し離れた路地裏に位置する隠れ家のような居酒屋ダイニングです。函館市電「五稜郭公園前」電停から徒歩約3分から5分ほどの距離にあり、多くのホテルからも徒歩圏内とアクセスしやすい場所にあります。控えめな看板と、かがんで入るような低い入口(にじり戸)が特徴的で、まさに隠れ家といった雰囲気を醸し出しています。
店内は間接照明の柔らかな光に包まれた落ち着いた空間で、和を基調としたモダンなインテリアが配されています。ジャズが流れる全席掘りごたつの席は、足を伸ばしてゆったりと寛げるように配慮されており、大人の隠れ家として様々なシーンで利用できます。1階にはカウンター席とテーブル席があり、2階には掘りごたつ式の半個室や、最大12名まで利用可能な完全個室が完備されています。これらを繋げることで最大36名、あるいは30名までの団体利用も可能です。席数としては72席または80席という情報が見られます。店内は全席喫煙可能ですが、お子様を含む未成年者の入店はできません。店舗の横には3台分の駐車場も用意されています。
「Hakodate Dining 備後屋(裏)」の料理は、フレンチでの経験を持つシェフが手掛ける和とフレンチを融合させた創作料理が特徴です。北海道の「北のめぐみ愛食レストラン」にも認定されており、地産地消を意識した旬の食材を積極的に取り入れています。毎日市場から仕入れる津軽海峡産の新鮮な海の幸や、地元農家から直接仕入れる朝採れ野菜など、こだわりの道産素材を活かした料理を提供しています。
メニューには、函館ならではの活イカのお刺身(漁期は通常6月から12月頃まで)や、脂の乗った自家製ホッケの一夜干し焼き、自家製〆サバ刺し、サーモン刺しといった新鮮な魚介類を使った刺身類が並びます。刺身の盛り合わせは1人前1,650円(税込)、活イカのお刺身は時価(2,000円前後)、自家製〆サバ刺しは770円(税込)、サーモン刺しは880円(税込)、自家製ホッケ一夜干し焼きは1,500円(税込)、生干しコマイ焼きは770円(税込)という価格帯の情報があります。その他、旬の食材を取り入れた月替わりのおすすめメニューや宴会メニューも提供されています。飲み物に関しても力を入れており、秋田の「新政」をはじめとする全国各地の日本酒や、北海道産のワインなど、料理とのペアリングを楽しめる豊富なラインナップが揃っています。特に北海道函館市に誕生した酒蔵「五稜乃蔵」の日本酒「五稜」や、七飯町のテロワールにこだわった「郷宝」なども提供されています。
様々なシーンに対応できる豊富な座席タイプ、地元の旬の食材を活かした創作料理、そしてこだわりのアルコール類が、「Hakodate Dining 備後屋(裏)」の魅力と言えるでしょう。平均予算は4,000円から5,000円程度の情報が多く見られます。