札幌市中央区の南5条西4、富士会館ビル地下1階に位置する「地酒茶屋 野暮天」は、すすきのエリアで長年にわたり親しまれている居酒屋です。地下鉄南北線すすきの駅5番出口から徒歩約2分、市電すすきの駅出口から徒歩約4分、東豊線豊水すすきの駅4番出口からも徒歩約6分と、各方面からのアクセスが良い便利な立地にあります。
店内は落ち着いた雰囲気の民芸調で、ゆったりとくつろげる空間が広がっています。総席数は120席と広く、お一人様でも気軽に利用できるカウンター席や、足をのばしてリラックスできる掘りごたつ席が完備されています。特に掘りごたつ式の個室は多数用意されており、ふすまで仕切ることで少人数から大人数まで、様々な人数に対応可能です。また、テーブルと椅子タイプの個室もリクエスト予約で利用できる場合があります。広々とした空間は、会社の宴会や友人との集まりなど、様々なシーンで利用されています。貸切は受け付けていません。
このお店のコンセプトは「旨い・安い・安心」。北海道の旬の食材を最大限に活かした料理を提供しており、新鮮な海の幸や旬の山菜などを楽しむことができます。メニューには、このお店ならではの「元祖ラムセイロ」や「元祖ラム鍋」といった肉料理、市場から仕入れた新鮮な魚介を使ったおまかせ海鮮刺身盛り合わせ(7種盛り、5種盛り)、羅臼産の特大しまほっけや活タコ足の炭火焼、ズワイ蟹みそ焼などの炭火焼メニューが並びます。さらに、定番の焼き鳥や枝豆に加え、もっちりとした食感のいももち、わさびの風味が絶妙なたこわさび、中華エビセン、チャンジャ、燻製のいぶりがっこなど、個性豊かな一品料理も充実しています。あん肝ポン酢や、見た目も華やかなトマトとクリームチーズの組み合わせも人気です。また、シンプルながら外せない、海苔一枚で包んだ「野暮天名物、海苔の一枚おにぎり」も用意されており、鮭、梅、かつお、辛子明太子、いくらといった種類があります。これらの料理は、まさに北海道の恵みを凝縮した内容と言えるでしょう。
ドリンクメニューも豊富で、全国各地の地酒が多数取り揃えられています。このお店の名前を冠した、市内の蔵元から直送されるという特注品の吟醸酒「野暮天」は、五勺や一合で提供されています。ビールはアサヒスーパードライの生ジョッキ、その他樽ハイレモンなども楽しめます。
価格帯については、ディナーの平均予算はおおよそ4000円から5000円、または5000円から5999円程度が目安とされています。宴会コースも充実しており、120分飲み放題が付いたボリューム満点の全7品コースが5000円から用意されています。刺身やウニ、アワビが含まれる海鮮ご堪能コース(6000円)、全国の地酒やカニ、活イカを選べる海鮮贅沢コース(7000円)などがあり、予算や好みに合わせて選べます。コース内容は時期によって変わることがあります。お通し代として別途450円(税込み)が必要です。
支払い方法については、各種クレジットカード(JCB, AMEX, Dinersなど)や電子マネー、PayPayも利用可能です。特別なサービスとしては、ホットペッパーグルメなどを通じて、飲み放題の割引や生ビール1杯無料といったお得なクーポンが提供されている場合があります。また、ネットでの予約にも対応しています。
地元客にも観光客にも愛され、50年以上の歴史を持つ老舗居酒屋として、新鮮な海産物と豊富に揃う日本酒を中心に、北海道の味覚を存分に堪能できるお店です。感染防止対策も講じられています。