神戸市中央区中山手通に位置する「洋食 フェリーチェカルネ」は、神戸の主要駅からアクセスしやすいトアロード山の手エリアにある洋食レストランです。神戸市営地下鉄三宮駅の西出口3からは徒歩約4分と近く、JR・阪急・阪神の各三宮駅やJR元町駅からも徒歩圏内にあります。所在地はトア山手プラザ ウイング棟の1階で、赤いテントが目印となっています。車を利用の場合も、近隣に有料駐車場が利用可能です。
2019年6月にオープンした「フェリーチェカルネ」という店名は、イタリア語で「幸せ」を意味するフェリーチェと、「肉」を意味するカルネを組み合わせたもので、「幸せなお肉を通して、お客様に喜びと笑顔を提供したい」という願いが込められています。お店の大きな特徴は、オーナー夫妻の親戚が神戸で50年以上にわたり精肉店を営んでいることから、質の高い確かなお肉を仕入れることができる点にあります。この強みを活かした肉料理が、お店の評判を支えています。
店内は、ランプ照明などが配されたレトロでリッチな雰囲気があり、ヨーロッパテイストのお洒落な空間が広がっています。落ち着いた照明とジャズの調べが心地よく、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
メニューはランチとディナーで展開されており、特にランチタイムにはお得なセットが用意されています。過去には、国産ポークカツレツや神戸ビーフコロッケ、チキンカツレツ、海老フライなどをメインとしたセットがあり、サラダ、ごはん、お味噌汁、お漬物が付いていました。ごはんの量はS・M・Lから選べるなど、細やかな配慮も見られます。また、別の時期には、チキンカツや黒毛和牛ハンバーグ、ビフカツフィレなど5種類のメインと、神戸ビーフコロッケやエビフライなど6種類のサイドメニューを自由に組み合わせて楽しめるカスタムランチセットが提供されていたこともあり、その組み合わせは200種類以上にも及ぶとのことです。この豊富な選択肢も魅力の一つと言えるでしょう。単品メニューには、ナポリタンスパゲティーやオムライス、グリルチキン、特選黒毛和牛ローストビーフなどがあり、多彩な洋食を楽しむことができます。
ディナータイムには、お店のこだわりが凝縮されたコース料理もおすすめです。「神戸ビーフハンバーグステーキコース」では、ステーキとしても十分通用する品質の神戸牛を使った手ごねハンバーグを味わえます。さらに希少価値の高いシャトーブリアンを使用した「シャトーブリアンビフカツコース」や、シャトーブリアンビフカツと神戸牛ハンバーグ、さらに大きな海老フライを一度に楽しめる「高級洋食プレジデントセット」といった贅沢なコースも用意されています。これらのコースには、スープやデザート、ドリンクなどが含まれており、特別な日の食事にもぴったりです。お店自慢のデミグラスソースで味わうビフカツは、驚くほど柔らかく、赤身肉本来の旨味が感じられる逸品とされています。メニューの内容や価格は時期によって変更される可能性もありますので、最新情報は来店前に確認するとスムーズです。
座席数はテーブル席を中心に16席となっており、ゆったりと座れるソファー席も完備されています。個室はありませんが、20名以下の貸切利用には対応しています。店内は全席禁煙で、快適な空間で食事を楽しめます。また、バリアフリーにも対応しており、車椅子での入店も可能なため、どなたでも安心して利用できるお店です。
その他のサービスとして、テイクアウトも可能なので、お店の味を自宅で楽しむこともできます。ディナータイムにはワンドリンク制が設けられていますが、未就学のお子様はドリンク注文で利用できます。店内で写真撮影を行う際には、許可が必要な場合があるため留意しておくと良いでしょう。神戸のトアロード山の手エリアで、美味しいお肉料理を落ち着いた雰囲気の中で味わいたい方におすすめの一軒です。