神戸市中央区下山手通に位置する「神戸割烹 舟櫓」は、三宮エリアで長年愛される割烹料理店です。昭和63年に創業し、35年以上の歴史を持つ老舗として知られています。神戸市営地下鉄三宮駅西出口3から徒歩約2分、阪急神戸本線神戸三宮駅からも徒歩約3分とアクセスしやすい立地です。JR三ノ宮駅からも徒歩約4分、神戸市営地下鉄海岸線三宮・花時計前駅からも徒歩約7分圏内にあり、様々な方面から訪れやすい場所にあります。
「舟櫓」は、割烹でありながらも気軽に立ち寄れる雰囲気が特徴です。知る人ぞ知る三宮の隠れた名店としてテレビで紹介されたこともあります。店内に入ると、木の温もりを感じるカウンター席があり、お一人様でも気軽に利用できる雰囲気です。また、掘りごたつ式の個室も完備されており、2名から最大18名までの団体での利用も可能です。個室は扉や壁で仕切られているため、プライベートな空間で食事を楽しむことができます。おばんざいとカウンター席の間にはパーテーションが設置されており、感染症対策も講じられています。店内換気や席間隔の調整、従業員のマスク着用や手洗い、検温なども実施されています。
料理は、旬の食材を活かした割烹料理とおばんざいが中心です。日替わりで15種類以上並ぶおばんざいは、家庭料理とは一味違う上質な味わいが楽しめ、常連客にも好評です。刺身など、旬の食材を使った料理が提供されます。季節によっては、寄せ鍋や播州赤鶏の水炊き、ふぐ鍋といった鍋料理も用意されており、年間を通して様々な味覚を堪能できます。料理に合うドリンクも豊富で、日本酒や焼酎の品揃えが充実しており、中には珍しい銘柄や舟櫓独自のお酒もあります。ドリンクメニューにないものもあるため、スタッフに尋ねてみるのも良いでしょう。
予算については、ディナーはおおよそ6,000円から8,000円程度とされています。ランチ営業の有無や価格に関する詳細な情報は見受けられませんでした。
特別なサービスとして特筆すべきは、女将による温かいおもてなしです。また、料理長が趣味で制作した器が使用されることもあり、目でも楽しめる要素となっています。完全予約制ではないものの、ネット予約も可能であり、年末など混雑が予想される時期は早めの予約が推奨されています。
「神戸割烹 舟櫓」は、昭和の創業から震災やコロナ禍を乗り越え、地元神戸で食の魅力を発信し続けている店舗の一つであり、神戸市が選定した「神戸名店百選」にも名を連ねています。上質な割烹料理と温かいサービスで、特別な日だけでなく日常使いにも利用しやすいお店と言えるでしょう。