JR六甲道駅に直結する商業施設、メイン六甲の2階にかつて店を構えていた「ふわこっぺ メイン六甲店」は、その名の通りふわふわのコッペパンが自慢の専門店として親しまれていました。六甲道駅南口を出てすぐという抜群のアクセスを誇り、多くの方が気軽に立ち寄れる便利な場所に位置していました。この場所では、以前は「淡路島バーガー」と席を共有する形で営業しており、ミニフードコートのようなスタイルが特徴でした。木製のテーブルやアンティーク調の椅子、そして水色の壁が配された店内は可愛らしくおしゃれな雰囲気で、カジュアルながらも心地よい空間が演出されていました。
提供されるコッペパンは「ふわふわ」の食感にこだわり、毎日店内で丁寧に焼き上げられていました。水分量の黄金比率を守って作られるという生地は、まさに「ふわこっぺ」の名の通り、ふんわりとして口溶けが良いのが特徴でした。おかず系からおやつ系までバラエティー豊かなメニューが揃っており、選ぶ楽しさも魅力の一つでした。過去にはたまごサラダやウインナーといった定番のおかず系コッペパンや、揚げこっぺ、チーズでピザこっぺなども提供されていたようです。一つあたりの価格帯は130円から200円程度と手頃で、小腹が空いたときや軽食にぴったりでした。
店内にはテーブル席やソファ席が設けられており、共有スペースを含めると12席または18席の利用が可能でした。一人で気軽に立ち寄る方から、友人や家族と利用する方まで、様々なシーンに対応できる座席配置となっていました。テイクアウトにも対応しており、店舗で焼き立てのコッペパンを持ち帰って自宅や外出先で楽しむこともできました。過去には朝の時間帯にお得なモーニングセットも提供されており、コッペパン2つとドリンクを組み合わせたセットは多くの方に利用されていたようです。また、特定のデリバリーサービスにも対応していた時期もあり、自宅にいながらふわふわのコッペパンを味わうことも可能でした。
「ふわこっぺ メイン六甲店」は、JR六甲道駅直結という利便性の高い立地で、ふわふわ食感のコッペパンとその豊富なバリエーションで地域の方々に親しまれていましたが、店舗移転のため2024年5月31日をもってこの場所での営業を終了いたしました。六甲エリアからは姿を消しましたが、移転先となる元町エリアでの新たな展開が期待されています。メイン六甲の2階にあったこの場所は、コッペパンを気軽に楽しめる立ち寄りやすいお店として、かつての賑わいを見せていました。