兵庫県芦屋市のモンテメール本館1階に位置する「宇治園 喫茶去 芦屋店」は、JR芦屋駅から非常にアクセスが良いのが特徴です。JR芦屋駅南口からは徒歩わずか1分から2分(約98メートル)という近さで、駅に直結しているため、天候に左右されずに訪れることができます。阪急神戸本線の芦屋川駅からも徒歩約10分(約750メートル)、阪神本線の打出駅からも徒歩約13分(約1.0キロメートル)と、複数の沿線からアクセスが可能となっています。
この店舗は、明治2年(1869年)に京都山城で創業したお茶の老舗「宇治園」が手がける和カフェです。長年培ってきたお茶の知識と経験を活かし、こだわりの日本茶を使った様々なメニューを提供しています。店内は静かで落ち着いた雰囲気に包まれており、ゆったりとくつろぎながら本格的なお茶や和の甘味、軽食を味わうことができます。日々の喧騒から離れて、穏やかな時間を過ごしたい時におすすめの空間です。
メニューの中心は、抹茶やほうじ茶をふんだんに使用した和スイーツです。特に人気を集めているのは「本格抹茶とほうじ茶のパフェ」で、それぞれのお茶が持つ深い風味を存分に楽しめると評判です。また、「笑みがこぼれるモンブラン」も店の名物の一つとして知られています。このモンブランは、抹茶、ほうじ茶、そしてプレーンの3種類から選ぶことができ、注文を受けてからお客様の目の前でクリームを絞って仕上げるというユニークなスタイルで提供されます。できたてならではの美味しさと、ライブ感のある演出が楽しめます。
甘味だけでなく、食事メニューも用意されています。中でも特徴的なのは「生茶麺」です。これは、宇治園が厳選した石臼挽きの宇治抹茶を練り込んで作られたオリジナルのうどんで、だし専門店の山長商店と宇治園が協力して生まれた、宇治園の看板焙じ茶「火男」を使用したあっさりとした出汁で提供されます。お茶の香りがほんのりと漂う麺と、優しい味わいの出汁の組み合わせは、他のうどんとは一線を画す美味しさです。過去には、炙り蒸し鶏と水菜のおうどん、大判きつねうどん、南高梅とわかめのおうどん、生湯葉玉子とじのおうどん、イベリコ豚のハリハリうどん、そして生湯葉と玉子を使ったあんかけの湯葉丼といった、様々な種類のうどんや丼メニューも提供されていました。これらの食事メニューは、ランチタイムにぴったりです。その他にも、抹茶ティラミスやほうじ茶ティラミスのセット、抹茶あんゼリー、ほうじ茶あんゼリー、グリーンティフロートなど、お茶を使った多彩なメニューが揃っています。
価格帯に関しては、ランチ・ディナーともに1,000円程度の予算で利用できるという情報や、1,000円から2,000円程度の予算感を示す情報が見られます。具体的には、笑みがこぼれるモンブランが1,320円(税込)、生茶麺が1,185円(税込)で提供されていた時期がありました(最新の価格については店舗に直接お問い合わせください)。
座席に関する詳細な情報は限られており、個室や特別な仕様の座席(ソファ席など)の有無については確認できませんでした。しかし、店内が落ち着いた雰囲気であることから、一人で静かにお茶を楽しみたい時や、友人との会話をゆっくり楽しみたい時など、様々なシチュエーションで利用しやすい空間と考えられます。
特別なサービスとしては、一部のグルメサイトからインターネットでの予約が可能な場合があります。また、PayPayでの支払いが利用できる可能性があるという情報も見られますが、ご来店前に店舗にご確認いただくことをおすすめします。店舗の定休日は、施設であるモンテメールの休館日に準じています。営業時間は概ね10時から19時または20時までとされていますが、ラストオーダーの時間は情報源によって異なる場合や、年末年始などに営業時間が変更される場合があるため、正確な最新情報は店舗に直接お問い合わせいただくと良いでしょう。
「宇治園 喫茶去 芦屋店」は、駅直結という抜群の立地と、老舗茶舗ならではの高品質な日本茶を使ったメニューが魅力のカフェです。本格的な抹茶やほうじ茶のスイーツ、他では味わえないお茶のうどんなど、ここでしか体験できない味わいを求めて訪れる価値は十分にあります。落ち着いた空間で、美味しいお茶と共に穏やかなカフェタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。