兵庫県芦屋市東芦屋町に佇む「芦屋フレンチ北じま」は、JR芦屋駅および阪急芦屋川駅からいずれも徒歩約6分の場所に位置するフレンチレストランです。閑静な住宅街にあり、アクセスしやすい立地でありながら、隠れ家のような落ち着いた雰囲気を醸し出しています。エントランスには小さな池があり、鯉や金魚が泳ぐ様子が見られ、海外のマンションのような情緒を感じさせます。
シェフは、フレンチの名店として知られる「アランシャペル」でスーシェフを務めた経験を持ち、その技術と精神を受け継いでいます。また、「苦楽園迎賓館」も経ており、長年の経験に裏打ちされた確かな腕前で料理を提供しています。コンセプトは、生きたままの天然の魚や、土の香りがするこだわりの有機野菜を中心に、旬の素材を大切にすること。毎朝市場で自ら目利きし仕入れた食材に感謝しながら、一皿一皿心を込めてお料理を提供しているとのことです。素材本来の香りや旨みを最大限に引き出すことにこだわり、作り置きをせず、注文を受けてから調理する「アラミニッツ」を徹底しています。
「芦屋フレンチ北じま」は、その確かな料理とサービスが高く評価されており、「ミシュランガイド兵庫2016特別版」で一つ星を獲得しています。また、「ヒトサラが選ぶ2019年 日本の最も精彩を放ったシェフとレストラン ベスト100」にも選出され、「食べログ フレンチ WEST 百名店2021」にも選ばれるなど、様々なメディアやガイドブックでその実力が認められています。
店内は、コンクリートと木材が調和した静かで温かみのある設えで、ゆったりと配置されたテーブル席からは窓の外の緑を眺めることができます。席数は20席で、貸切の場合は26名まで対応可能です。全席禁煙となっており、落ち着いた空間で食事を楽しむことができます。個室の情報は見られませんでした。テーブルには箸置きが置かれており、フレンチでありながら箸で気軽に楽しめるスタイルも魅力の一つです。店内の構造上、声が響きやすいため、小さめの声での会話に協力をお願いする案内が置かれているとのことです。
メニューはランチとディナーがあり、コース料理が中心です。ランチの予算はおおよそ8,000円から10,000円程度、ディナーは15,000円から20,000円程度が目安とされています。サービス料として昼夜ともに10%が加算されます。具体的なメニュー内容は時期によって異なりますが、海の幸や有機野菜をふんだんに使用したサラダ、旬の魚料理、希少な赤牛などの肉料理などが提供されているようです。オマール海老のスープや、素材の味を生かしたデザート、自家製マカロンなども提供されています。飲み物としてはワインが充実しており、ワインにこだわりを持つ方も楽しめます。ソムリエがいるとの情報も見られます。
特別なサービスとしては、誕生日などのお祝いの際にバースデープレートの対応が可能とのことです。駐車場は店舗が入るビルの地下に3台分ありますが、高さ制限(170cmまで)があります。お子様連れについては、一人分のお料理を召し上がれるお客様からの案内となっています。ドレスコードは特にありません。予約は電話および一部サイトで受け付けており、ランチは1ヶ月前、ディナーは2ヶ月前から予約が可能ですが、営業時間中は電話に出られないこともあるため、営業時間外の電話が推奨されています。当日キャンセルや直前の人数変更にはキャンセル料が発生する場合があるため注意が必要です。店内には消毒液が設置されており、テーブルごとに仕切りがあるなど、感染症対策も講じられています。電子マネーやQRコード決済は利用できませんが、各種クレジットカードは利用可能です。おしゃれな空間で、質の高いサービスと素材にこだわった繊細なフレンチを堪能できる一軒と言えるでしょう。