神戸市中央区中山手通に位置する「天ぷらの村」は、各線三宮駅から徒歩圏内にある天ぷらを中心とした和食料理店です。阪急神戸本線神戸三宮駅からは徒歩約5分、JR東海道本線三ノ宮駅からは徒歩約6分、神戸市営地下鉄海岸線三宮・花時計前駅からは徒歩約8分、また神戸市営地下鉄西神・山手線三宮駅からは徒歩約4分と、複数の駅からアクセスしやすい立地です。近くにはコインパーキングもあるため、車での来店も可能です。
店内は竹をしつらえた和空間が広がり、落ち着いた雰囲気でゆったりと食事を楽しむことができます。温かみのある照明が大人の隠れ家のような空間を演出し、シックでおしゃれな内装です。座席はカウンター席とテーブル席があり、席数は全12席(カウンター8席、テーブル4席)とこぢんまりとしています。個室はありませんが、貸切は相談可能です。
この店のコンセプトは、素材本来の旨み、香り、食感を大切にした上品な天ぷらを提供することにあります。日本料理の経験を持つ料理長が、厳選された旬の素材を使用し、薄い衣で軽く揚げた天ぷらは、油っぽさが少なくサクサクとした食感が特徴です。定番の天ぷらに加え、季節の食材を使った創作天ぷらも楽しめます。例えば、春には山菜、夏には鱧など、その時期ならではの味わいが堪能できます。豚×生姜や牛タン×じゃがいもといった珍しい組み合わせの創作天ぷらも提供しており、多くのリピーターに好評です。
メニューは、新鮮なお刺身と自慢の天ぷらを組み合わせたコースが中心です。カジュアルな「ふじコース」(天ぷら6品)が5,500円(税込)、スタンダードな「つつじコース」(天ぷら10品)が8,800円(税込)、そして贅沢な「なでしこコース」(天ぷら14品)が11,000円(税込)で提供されています。これらのコースはその日の仕入れや旬に合わせて内容が変わります。アラカルトでの注文も可能で、人気の高い天ぷらを単品で味わうこともできます。天ぷらの締めには、天ざるそばなども用意されています。
ドリンク類も豊富で、全国から取り寄せたこだわりの日本酒をはじめ、焼酎やワインなども取り揃えています。天ぷらとの相性を考えたお酒を料理と一緒に楽しむことができます。
営業時間は、月曜日から土曜日までで、ランチタイムは11:30から13:30まで、ディナータイムは17:00から23:00(ラストオーダー22:00)までです。ランチは前日までの予約が必要です。日曜日は定休日ですが、連休の場合は最終日が休みとなります。
客層は地元の方を中心に幅広い年齢層に利用されており、お一人での食事からデート、接待、少人数での宴会まで様々なシーンで利用されています。気さくな料理長とのカウンター越しの会話も、この店の魅力の一つとして挙げられています。上品な天ぷらと心温まる接客が、訪れる人々に安らぎの時間を提供しています。