兵庫県姫路市三左衛門堀西の町に位置する「唐々鍋の店 三左衛門店」は、姫路の隠れた名物グルメである「唐々鍋」発祥の店「まるよし」の味を受け継ぐ唯一の店舗です。JR姫路駅から車で約5分、手柄駅からは徒歩約9分から10分の距離にあり、観光客にもアクセスしやすい場所にあります。駐車場も14台完備されています。
この店のコンセプトは、創業から変わらない「まるよし」直伝の唐々鍋の味を守り続けること。和風ベースの甘辛いだしに、特製ブレンドの香辛料を加えた、コクのある甘辛スープが特徴です。単に辛いだけでなく、素材の旨味と和風だしの深みが感じられる、地元で長く愛されるソウルフードを提供しています。
メニューの中心はもちろん「唐々鍋」。辛さは1番から30番まで用意されており、初心者向けの1番(小学生低学年や辛さに弱い成人向け)から、地元の人に人気の2~4番、さらに刺激を求める人向けの26番以上の「明日を考えない級」まで、好みに合わせて選べます。価格は辛さによって異なり、1,040円(初級1~4番)から提供されています(4人前の場合、辛さによって6,000円から)。鍋には、神戸牛のホルモンや自家製肉だんご、白菜、もやし、油揚げ、ワカメなど、具材がたっぷり入っています。〆には、つるつるとしたのどごしのそばやうどん、ご飯と卵で雑炊、チーズでリゾットなど、様々な楽しみ方が可能です。だしの追加注文もできます。辛いものが苦手な方や子供向けには、辛くないみそ鍋もあります。
唐々鍋と並ぶもう一つの名物が「塩焼肉」です。試行錯誤を重ねて約10種類の塩を使い分け、素材本来の味を引き出した塩焼肉は、タレ派の人も楽しめるように丁寧に仕込まれています。特に、宮崎地鶏を使ったとり皮(420円)やせせり(530円)が人気で、ビールとの相性も抜群です。その他、神戸牛のホルモン、タン(1,080円)、アバラ(ハラミ、970円)、和牛焼きしゃぶ(970円)などのメニューがあります。生センマイ(640円)、地鶏ユッケ(640円)、地鶏たたき(640円)といった新鮮な刺身も提供しています。
コース料理も複数用意されており、塩焼肉と唐々鍋の両方が楽しめるコースは4,000円から、飲み放題付きのコースは5,500円から提供されています。これらのコースは3名から利用可能です。
店内は合計70席あり、大人数の宴会にも対応できます。席の種類に関する詳細な情報は見られませんでしたが、掘りごたつ席があり、子連れでもゆっくりできるという口コミもあります。
支払い方法については、クレジットカード(VISA, Master, Amex, DINERS, JCB, Discover, 銀聯)やQRコード決済(PayPay)が利用可能です。テイクアウトも行っています。定休日はなく、年中無休で営業しています。営業時間は通常17:00から24:00ですが、金・土・日・祝日・祝前日は2時間制となる場合があるようです。