阪急西宮北口駅から直結、または徒歩約2分から3分という非常に便利な場所に位置する「GIANCALDO 3 THEATRE(テアトル ル・ボア)」は、兵庫県立芸術文化センターの2階にあるレストランです。阪急西宮ガーデンズからも東へ徒歩約2分とアクセスしやすく、芸術鑑賞に訪れる方々はもちろん、周辺住民の方々にとっても立ち寄りやすい立地です。兵庫県立芸術文化センターの地下には有料駐車場も完備されており、車でのアクセスも可能です(駐車場の割引サービスはありません)。
店内は、天井が高く開放的な空間が広がり、窓の外に見える緑や、店内に豊かに配された観葉植物が心地よいナチュラルな雰囲気を演出しています。この「アーバンフォレスト」をコンセプトにした内装は、訪れる人々にリラックスした時間を提供します。日中は光が差し込み明るい雰囲気ですが、夜になると天井に配置された多数のライトが星空のようにきらめき、幻想的で落ち着いた空間へと変化します。総席数は60席から80席程度で、個室はありませんが、テーブル配置にゆとりがあり、周囲を気にすることなく食事を楽しめると感じる利用者もいるようです。店内は全席禁煙となっています。
このレストランは、神戸北野ホテルの総料理長がプロデュースまたは監修を手掛けており、ホテルならではの質の高いサービスと料理が提供されています。かつては「神戸ビストロ洋食」をメインとしていましたが、現在はイタリア料理を中心としたメニュー構成になっているようです。しかし、神戸北野ホテルで培われた洋食の技術やエッセンスが随所に感じられるメニューも引き続き提供されていると見られます。
ランチ、カフェ、ディナーそれぞれの時間帯で利用が可能です。メニューには、パスタや肉料理、魚料理といったイタリアンの要素を取り入れた料理が並びます。一方で、神戸牛を贅沢に使用したハンバーグや、サニー・ワイル氏の孫弟子によるグラタンソースが自慢の海老ドリア、自家製タルタルソースで味わう海老フライといった、洋食の代表的なメニューも楽しむことができます。ランチタイムには、メインを選べるセットや手軽なパスタランチ、お子様向けのお子様プレートが用意されています。ディナータイムには、アラカルトメニューに加え、複数の価格帯のコース料理が用意されており、多様なシーンに対応しています。食事の締めくくりには、パティシエ手作りのデザートが充実しており、高さ約9cm、直径約10cmというインパクトのあるシュークリームや、季節のパフェ、アフタヌーンティーセットなども人気です。ドリンクメニューも豊富で、料理との相性を考えてセレクトされたワインやカクテルのほか、ソフトドリンク、ロンネフェルト社の高品質な紅茶などが提供されています。一部のランチやディナー、アフタヌーンティーのプランでは、食べるスープ、ソフトクリーム、ソフトドリンクがフリーで楽しめるサービスも含まれています。料理の価格帯は、ランチ、ディナーともに3,000円台からコース料理まで幅広く用意されており、客単価の目安としては3,000円から4,000円程度が多いようです。
兵庫県立芸術文化センターという劇場内のレストランであるため、公演の開演前や終演後など、限られた時間で食事を済ませたいというニーズに応えるクイックセットメニューが用意されているのは特徴的なサービスと言えるでしょう。また、上演される演目に合わせてテーマを設定した期間限定の特別メニューが提供されることもあり、芸術鑑賞の感動を食事でも体験できる工夫がされています。このレストランは、お子様からシニア世代まで、幅広い年齢層が一緒に楽しめる「家族のレストラン(ファミリアル・レストラン)」を目指しており、お子様連れでも安心して利用できるよう様々な配慮がなされています。お子様メニューの提供はもちろん、ベビーカーでの入店が可能で、おむつ交換台も設置されています。離乳食の持ち込みも許可されており(離乳食以外の飲食物の持ち込みは不可)、小さな子供連れでも気兼ねなく利用できます。記念日などのお祝いには、アニバーサリーケーキ付きのディナーコースも用意されており、特別な日を演出してくれます。また、提供されたパンについて、持ち帰りが可能であることをスタッフから案内されたという利用者の声もあり、細やかなサービスも魅力の一つと言えるでしょう。