神戸市中央区北長狭通の泰隆ビル地下1階に位置する「銀しゃりDining火土木(かどもく)」は、JR元町駅から徒歩約1分、阪神元町駅から徒歩約2分、阪急神戸三宮駅からも徒歩約8分と、各線からのアクセスに便利な隠れ家のような和食居酒屋です。地下へと続く階段の入口には、お店のこだわりを示すかまどが目印として置かれています。
この店のコンセプトは、「お酒片手にゆっくりと味わえる料理」と「気取らず食べてもらえる店」。炊きたての銀しゃりを主役に据え、それに合う「旨いもん」を集めたという独自のスタイルを展開しています。全国各地の漁港から直送される旬の天然鮮魚や、七輪で香ばしく炙って楽しめる魚や肉などが提供され、米の美味しさを最大限に引き出す料理が揃います。特に、厳選されたお米をひと釜ずつ丁寧に炊き上げる「銀しゃり」は、つややかで主役級の美味しさと評判です。お米の種類にもこだわりがあり、例えば鳥取県産の「きぬむすめ」や秋田県産の「特Aプラチナのさきほこり」などが用意されています。この銀しゃりをそのまま味わうのはもちろん、地玉子「蘭王」をかけた卵かけご飯や、いくらを添えた贅沢なご飯セットとしても楽しめます。
七輪を使った炭火焼きは火土木の名物の一つで、備長炭で香ばしくふっくらと焼き上げられた旬の魚介や肉は、炊きたての銀しゃりとの相性が抜群です。メニューにはお造り盛り合わせ、天ぷら盛り合わせ、おばんざい、そして釜飯なども並び、多彩な和食を堪能できます。コース料理も充実しており、120分飲み放題付きで4,400円から用意されているコースでは、七輪焼きや土鍋めし、鮮魚の姿造りなどが楽しめます。価格帯はディナーで3,000円台後半から5,000円程度が目安となるようです。土日祝日には昼飲み限定のコースやランチ営業も行われており、昼は炊き立ての鯛めし膳や鯛めし炭焼き膳などが提供されることもあります。
店内は土壁と木を基調とした、温かみのある落ち着いた和空間が広がっています。総席数は30席ほどで、カウンター席、テーブル席、個室が用意されています。カウンター席では料理人の手さばきを眺めながら食事を楽しむことができ、少人数での利用に適したテーブル席や、2名から最大16名まで利用可能な完全個室もあります。会社の宴会や同窓会、記念日など、様々なシーンに対応できるプライベート空間が魅力です。
ドリンクメニューも豊富で、お料理との相性を考えた日本酒や焼酎は全国各地から厳選されており、中には入手困難な銘柄もあるとされています。コース利用時には、プラス料金で約24種の日本酒や焼酎が飲み放題となるプレミアム飲み放題も選択可能です。また、誕生日特典などのサービスも提供されている場合があります。瀬戸内の旬の食材を活かした七輪焼きと炊きたてのご飯、そして豊富な地酒と共に、ゆったりと和の食を堪能できる店として、神戸元町・三宮エリアで親しまれています。