大阪市北区堂島、活気あふれる北新地エリアの一角、堂島リンデンビルの地下1階に「Clobe」という店舗があります。この場所は、JR東西線北新地駅から徒歩約3分から5分程度、京阪中之島線大江橋駅からも徒歩約4分と、主要な駅から比較的短時間でアクセスできる利便性の高い立地です。また、地下鉄御堂筋線淀屋橋駅やJR大阪駅からも徒歩圏内となっており、様々な方面からの来店が可能です。堂島リンデンビルの地下という場所柄、まさに隠れ家のような雰囲気を感じさせる空間です。
Clobeは、スパイス料理とワインを組み合わせた独自のコンセプトを提案していることで知られていました。「SPICE×WINE」をテーマに掲げ、厳選された香辛料やハーブを駆使した個性豊かな料理と、ソムリエが厳選したワインとのペアリングを楽しむことができるスタイルを提供していました。店内は、落ち着いた照明と洗練されたインテリアが配されたオシャレな空間で、ゆったりとした時間を過ごすのに適していました。カウンター席とテーブル席が用意されており、一人でふらりと立ち寄るのはもちろん、親しい人との食事やデートといったシーンにも利用しやすい雰囲気でした。
提供される料理は、スパイスの多様な魅力を最大限に引き出したものが中心でした。かつて、ランチタイムには、本格的ながらも親しみやすいスパイスカレーや、彩り豊かで見た目にも美しいビリヤニ、ヘルシーなカオマンガイといったアジアンテイストのスパイス料理が人気を博していました。特にビリヤニプレートは、メインのビリヤニに加え、数種類の副菜や味変用のカレー、さらにはデザートや中国茶までセットになっており、一皿で様々な味わいや食感を楽しむことができる満足度の高いメニューとして支持されていたようです。例えば、チキンベースのクローブカレーや、ウナギやローストポークなどを合わせたビリヤニ、海老のグリーンカレーなど、創意工夫が凝らされたラインナップがありました。ランチの価格帯は千円前後から千円台半ばで、北新地のランチとしては比較的リーズナブルな価格設定でした。
ディナータイムには、スパイス料理をコース形式で提供したり、デトックス効果も期待できるというスパイス鍋や薬膳鍋といった特別なメニューが登場したりした時期があります。スパイス鍋は、契約農家から仕入れたフレッシュなハーブや野菜をたっぷりと使用し、鶏ガラと鰹出汁をベースにしたスープにオリジナルのスパイスブレンドを加えた、体に優しいながらも奥深い味わいが特徴でした。〆にはバスマティライスを使ったお茶漬けのような食べ方も提案され、最後まで飽きさせない工夫がなされていました。ディナーの予算は、コースの内容によって異なりましたが、主に8千円から1万円程度の価格帯でした。料理に合わせて選ばれたワインのラインナップも充実しており、グラスワインやボトルワインを豊富に取り揃えていたようです。
座席数は全部で13席程度と、アットホームで落ち着いた規模感でした。カウンター席が7席、テーブル席が6席で構成されており、個室はありませんでしたが、少人数での貸切利用は可能でした。これにより、プライベートな空間で食事や会話を楽しむこともできました。
その他の付帯情報として、クレジットカード（VISA、Mastercard、JCB、Amex、Dinersなど）での支払いに対応していました。店内は、加熱式たばこ限定での分煙、あるいは全席禁煙としていた時期があり、無料Wi-Fiも利用可能でした。店舗専用の駐車場はありませんが、周辺には複数のコインパーキングがあるため、車での来店も不可能ではありませんでした。チャージ料金は、時間帯によっては発生する場合がありました。
利用者の口コミからは、提供されるスパイス料理の質の高さや独創性に対する好意的な意見が多く見られます。特に、スパイスの調合や使い方にこだわりが感じられ、体が内側から温まる感覚や、食べた後の爽快感を挙げる声がありました。料理だけでなく、サービスや店の雰囲気についても、北新地らしい落ち着きと丁寧さが評価されていたようです。
Clobeは、北新地という場所で、スパイス料理とワインという独自の切り口から、美食家たちを惹きつける魅力を持った店舗だったと言えるでしょう。
