大阪市北区曽根崎新地に位置する「なにわ天ぷら 維心」は、JR東西線北新地駅や大阪メトロ四つ橋線西梅田駅、JR大阪駅など、各線からのアクセスが良い場所にあります。北新地駅からは徒歩数分圏内、西梅田駅からも徒歩約3分と、利便性の高い立地です。このお店は、「シャンパンと天ぷらを楽しむ」というユニークなコンセプトを掲げ、天ぷらの新しい世界を提案しています。大阪の食文化をベースに、なにわ伝統野菜や泉州、淡路で獲れる鮮魚など、地元の食材をふんだんに取り入れた天ぷらを提供しています。正統派の天ぷらから、遊び心を加えた創作天ぷらまで、素材の持ち味を最大限に活かした逸品が楽しめます。ソムリエが厳選した150種類以上ものシャンパンやワインが常備されており、それぞれの天ぷらとのマリアージュを堪能できるのも大きな特徴です。
店内は洗練された和モダンの空間で、落ち着いた雰囲気が漂います。席数は全13席で、職人の手仕事や揚げたての天ぷらを目の前で楽しめるカウンター席と、プライベートな時間を過ごせる個室が用意されています。個室は接待や顔合わせなどの大切なシーンにも適しており、座敷スタイルの部屋もあるようです。
メニューは季節の食材を使ったおまかせコースが中心となっています。ディナーコースは8,000円、12,000円、15,000円といった価格帯が設定されており、先付けから前菜、旬の天ぷら約8品、トリュフや雲丹を選べる〆のご飯もの、そしてデザートまで、充実した内容で提供されます。ランチ営業は現在、前日までの予約によるコースのみとなっており、5,000円や8,000円のコースが用意されています。かつては名物のトリュフ天丼なども提供されていましたが、最新の情報ではランチはコース専門となっているようです。
料理人が素材ごとに最適な揚げ加減を見極め、最高の状態で提供する天ぷらは、食通の間でも評判を呼んでいます。実際に食べログの天ぷら百名店にも2年連続で選出されるなど、その品質と人気は高く評価されています。「維心」という店名には、人との繋がりや結びつきを大切にしたいというお店の想いが込められており、スタッフと客の心が通い合うような温かいサービスを目指していることがうかがえます。また、天ぷら店としては珍しいステンレス製のカウンターも特徴の一つです。テレビ番組で複数回紹介された経験もあり、著名人やスポーツ選手が訪れることもあるようです。大阪の中心地で、特別な空間とここでしか味わえない天ぷらとシャンパンのペアリングを体験できるお店です。