阪急大阪梅田駅に直結する阪急三番街の南館地下2階に位置する「宇治園 喫茶去 阪急三番街店」は、明治2年(1869年)創業の老舗日本茶専門店「宇治園」が手掛ける甘味茶房です。都会の中心にありながら、落ち着いた和の空間で本格的な日本茶と厳選された抹茶やほうじ茶を贅沢に使用した和スイーツをゆっくりと楽しむことができます。
アクセスは、阪急各線大阪梅田駅、大阪メトロ御堂筋線梅田駅からいずれも徒歩約1分と非常に便利です。JR各線大阪駅からも徒歩約3分、阪神電車大阪梅田駅からも徒歩約8分圏内にあり、各方面からのアクセスが良い立地です。阪急三番街南館の地下2階にあり、紀伊國屋書店の裏手からレストランフロアにつながるエレベーターを利用することも可能です。阪急電車茶屋町口改札口から来られる場合は、1階のスロープから信号を渡り、阪急三番街の看板がある方へ進むとレストランフロアへのエレベーターがあります。
「喫茶去(きっさこ)」という店名は、禅語で「お茶を召しあがれ」という意味が込められており、ただお茶を飲むだけでなく、心静かに自分と向き合う時間、あるいは大切な人と語らう時間を提供したいというお店のコンセプトがうかがえます。店内は落ち着いた和の雰囲気が特徴で、一人の時間を過ごしたい時や友人・知人、家族との利用にも適しています。全席禁煙となっており、ベビーカーでの入店も可能です。店内に段差はなく、可動式の椅子が用意されているなど、ユニバーサルツーリズムにも配慮が見られます。バリアフリートイレ(南館B1FとB2F)や授乳室も利用できます。
メニューの中心は、厳選された抹茶やほうじ茶を使った多彩な和スイーツです。通年人気のメニューとして、茶葉の風味を存分に楽しめる「抹茶喫茶去パフェ」や「ほうじ茶喫茶去パフェ」が挙げられます。夏季には、抹茶とほうじ茶の宇治金時も人気を集めます。また、話題の升に入った「抹茶ティラミスセット」や「ほうじ茶ティラミスセット」も人気があり、濃厚ながらも飽きのこない味わいが特徴です。これらのティラミスは「とろとろで飲み物みたい」と評されることもあるほど、口溶けが良いようです。定番の「グリーンティーフロート」や「抹茶あんゼリー」、「ほうじ茶あんゼリー」なども提供されています。
甘味だけでなく、軽食メニューも用意されています。特に、厳選した石臼引き宇治抹茶を練り込んだオリジナルの「生茶麺」を使用したおうどんは、ランチタイムにおすすめです。山長商店のだし職人と茶師が協力して作られたほうじ茶鰹だしを使ったあっさりとした出汁で提供され、「炙り蒸し鶏と水菜のおうどん」や「大判きつねうどん」、「生湯葉玉子とじのおうどん」、「イベリコ豚のハリハリうどん」といった種類があります。湯葉と玉子を使った優しい出汁のあんかけ湯葉丼もメニューに並びます。スイーツとお食事の両方を楽しめるのが魅力です。
座席数は合計で76席または78席あり、テーブル席が中心です。4名掛けや2名掛けのテーブル席があり、可動式の椅子が利用されています。個室や半個室の席はありません。
支払い方法は現金に加え、各種クレジットカード(VISA、Master、AMEX、JCB、銀聯)や各種電子マネー(楽天Edy、Suica、PASMO、ICOCA、iD、QUICPay、ApplePay)、QRコード決済(PayPay、楽天ペイ、d払い、LINE Pay、au PAY)に対応しており、多様な決済手段が利用可能です。混雑時は席の利用時間が90分に制限される場合があります。
創業以来、お茶一筋に取り組んできた宇治園の知識と経験、そして商都大阪で磨かれた感性が活かされた「宇治園 喫茶去 阪急三番街店」は、美味しい日本茶や本格的な抹茶・ほうじ茶スイーツ、そしてお茶を取り入れた軽食を、梅田というアクセス抜群の立地で楽しめる和カフェとして、多くの人々に親しまれています。