大阪府大阪市浪速区日本橋5丁目17−19に位置していた「たこ焼き居酒屋 浪速たこ丸 日本橋本店」は、天然一番だしを使ったたこ焼きと鉄板焼きを気軽に楽しめる居酒屋でした。大阪メトロ堺筋線 恵美須町駅の出入口1-aまたは1-B東出口から徒歩およそ2分から4分程度とアクセスしやすい場所にありました。南海高野線 今宮戎駅や南海本線 なんば駅南口からも徒歩およそ9分程度でアクセスが可能でした。
かつて営業していた際の営業時間については、平日が11:30から14:00または14:15までをランチタイム、17:00から22:00まで(ラストオーダー)をディナータイムとしており、土日祝日は11:30から22:00まで(ラストオーダー)通しで営業していました。定休日は月曜日で、月曜日が祝日の場合は翌日の火曜日が休みとなっていました。
お店の大きな特徴は、やはり「天然一番だし」にこだわったたこ焼きです。カツオや昆布などから取った出汁の旨味が生地にほんのりと効いており、たこ焼き本来の味も活かした絶妙な味わいが提供されていました。焼き加減にもこだわりがあり、外は比較的しっかり、中はふわとろの食感が特徴で、一玉が大きく食べ応えがあったようです。たこ焼きの味付けは、素味、ソース、ソースマヨ、塩、塩マヨ、ポンズ、しょうゆ、しょうゆマヨなど多岐にわたり、どれも一皿(8個)あたり440円という手頃な価格で提供されていました。さらに、辛口ソースやチーズ、明太マヨ、キムチ、デスソースといった個性的なものから、てんかすやねぎといった定番まで、ALL110円でトッピングを追加して自分好みにアレンジすることも可能でした。たこ焼きのバリエーションとして、天然一番だしに浸して食べる明石焼き風(495円)や、カリッと揚げた揚げたこ焼き(440円)もありました。
居酒屋としても利用しやすいよう、たこ焼き以外にも豊富なメニューが揃っていました。鉄板焼きでは、とんぺい焼き、山芋ステーキ、だしまき、チーズオムレツ、牛スジ入りオムレツ、ギョーザ、ブタキムチ、鳥皮塩焼き/タレ、せせりなど、居酒屋の定番からオリジナリティのある一品まで楽しめました。お好み焼きや焼きそば、焼うどんといった粉ものメニューも充実しており、ブタ玉、ミックス玉、モダン焼き、オムそばなど、様々な種類が提供されていました。
また、たこわさ茶漬けや雑炊、そばめしといったご飯ものや、たこわさ、湯豆腐、やみつきキュウリなどのちょっとした一品料理もありました。お得なセットメニューとしては、たこ焼き4個と小鉢2個にドリンク一杯が付いた「ほろ酔いセット」(715円)や、たこ焼き8個と小鉢3個にドリンク一杯が付いた「満足セット」(1,078円)などがあり、仕事終わりの一杯や軽く食事をしたい際に利用しやすい内容でした。ドリンクメニューも、生ビール、ハイボール、チューハイ、ノンアルコールチューハイ、ソフトドリンクなど幅広く用意されていました。価格帯については、Yahoo!マップの情報によると、ランチは~1,000円程度、ディナーは2,000円程度で利用できる目安となっていました。
店舗の広さについては、2017年11月に移転リニューアルした際に座席数が25席となったという情報があります。カウンター席やテーブル席の有無に関する明確な情報は見当たりませんが、「居酒屋」としての業態やホールスタッフの募集があったことから、テーブル席なども備えられていたと考えられます。個室やソファ席に関する情報は確認できませんでした。特別なサービスとしては、テイクアウトが可能でした。かつて系列店では、浪速たこ丸のたこ焼きを含めた食べ飲み放題コースや、たこ焼きパーティー(電話予約制)が提供されていた時期もあったようです。
かつては多くの人に親しまれていた「たこ焼き居酒屋 浪速たこ丸 日本橋本店」ですが、複数の情報源によると、2024年2月17日をもって閉店したという情報があります。ただし、一部の情報サイトでは現在も掲載されている場合もあり、最新の営業状況については、ご訪問前に店舗へ直接ご確認いただくことをおすすめします。