大阪市中央区難波千日前に位置する「地鶏と燻製 masa家」は、賑やかな「ウラなんば」の路地裏にひっそりと佇む、まさに隠れ家のような焼き鳥居酒屋です。近鉄日本橋駅からは徒歩約3分、地下鉄各線のなんば駅や日本橋駅からも徒歩5分から10分圏内と、アクセスしやすい場所にありながら、その隠れ家のような雰囲気は知る人ぞ知る名店といった趣です。
このお店の大きな特徴は、店名にも冠する通り「地鶏」と「燻製」にこだわり、本格的な炭火焼き鳥や一品料理を提供している点にあります。特に丹波地鶏を使用しており、鮮度抜群の地鶏を熟練の技で炭火で香ばしくジューシーに焼き上げています。リーズナブルな価格で本格的な地鶏料理を楽しめるのが魅力の一つです。
メニューには、定番の焼き鳥はもちろんのこと、鮮度が良いからこそ味わえる「地鶏のたたき」があります。もも、むね、ささみといった部位ごとのたたきが用意されており、それぞれの部位の食感や旨味をシンプルに堪能できます。また、一般的な焼き鳥店とは少し異なる趣向を凝らしたメニューも提供しています。例えば、焼き野菜として長いもがあったり、むね肉を唐揚げではなく天ぷらにして提供したりと、ユニークな品が見られます。むね肉の天ぷらはパサつきがなく、しっとりとしたジューシーさが特徴とされています。もも焼きやせせり焼きは、大きくカットされており、串に刺さった焼き鳥とはまた違った食べ応えがあります。塩でシンプルに味付けされた地鶏本来の味をダイレクトに楽しむことができます。これらの豊富な炭焼料理は、どれもこだわりの地鶏の美味しさを引き出しています。ご予算に応じてオリジナルコースを作成することも可能で、宴会や特別な日にも対応してもらえます。平均予算はディナータイムで3,000円程度と、この品質の地鶏料理を考えるとコストパフォーマンスの高さがうかがえます。
店内はこぢんまりとしており、総席数は13席または15席程度とアットホームな空間です。カウンター席と小さなテーブル席が配置されており、一人でふらっと立ち寄るも良し、親しい友人や知人とゆっくり語らうも良し、といった使い方ができそうです。個室や座敷、掘りごたつ、ソファー席といった設備はありませんが、その分、店主や他のお客さんとの距離が近く、活気がありながらも落ち着ける雰囲気が魅力と言えるでしょう。
「地鶏と燻製 masa家」は深夜遅くまで営業しているのも特徴で、平日はもちろん、週末や祝日も翌3時や翌5時まで営業しています。終電を気にせずゆっくりと美味しい地鶏料理とお酒を楽しみたい方には嬉しいポイントです。支払い方法については、クレジットカードや電子マネーは利用できませんが、PayPayでの支払いが可能です。その他、店内でWi-Fiを利用できるサービスも提供しています。利用にあたってはいくつかの注意点があり、20歳未満の方、およびお子様連れでの入店はできません。また、店内は全席喫煙可能となっています。これらの点は、来店前に把握しておくとスムーズに利用できるでしょう。
難波千日前で美味しい地鶏料理やこだわりの燻製、本格炭火焼き鳥を味わいたい際には、「地鶏と燻製 masa家」を訪れてみてはいかがでしょうか。隠れ家のような空間で、こだわりの一品一品をじっくりと堪能できるお店です。