大阪市西区新町に位置する「辛いもんやギロチン 船場本店」は、大阪メトロ四ツ橋駅から徒歩わずか4分、心斎橋駅や本町駅からも徒歩7分圏内とアクセスしやすい場所にあります。阪神高速の高架下、ミニストップのすぐ近くという分かりやすい立地も特徴です。メディアでも度々取り上げられることで知られ、特に激辛料理の愛好家たちの間でその名が広く知られています。
この店の最大のコンセプトは、名前が示す通り「辛いもん」を提供すること。しかし、ただ辛いだけでなく、その辛さの奥にある「旨味」にこだわっているのが多くのファンを引きつける理由です。看板メニューは何と言っても「ギロチン炒飯」。この炒飯は、辛さのレベルを細かく選べることで有名で、「ヘタレ(0倍)」から始まり、「並(1倍)」、「強(2倍)」、「死(3倍)」、「鬼(5倍)」、「呪(8倍)」、そして最高レベルの「ゴッド(10倍)」まで、全7段階の辛さに挑戦できます。特に「ゴッド」の辛さは想像を絶すると言われ、そのひとつ下のレベルである「呪」を完食した者だけがオーダーできるという、挑戦心を掻き立てるメニューとなっています。「ゴッド」を見事完食した暁には、特別な勝利者リストバンドが贈られるという特典も用意されています。あまりの辛さに、厨房で調理人がゴーグルを着用して炒飯を調理する光景は、この店ならではの名物シーン。その様子を写真に収めることも歓迎されています。
ギロチン炒飯以外にも、「辛いもんやギロチン」では多彩な辛いメニューを展開しています。麻婆豆腐やカレーといった人気メニューも、辛さを自由に調整できるため、自分の限界に挑戦したり、あるいは程よい辛さを楽しんだりと思い思いのスタイルで味わうことが可能です。「ギロチンきゅうり」や「辛いソーセージ」、「激辛ポテトフライ」、そして唐辛子スパイスを豪快に振りかけて仕上げる「極め唐揚げスパイシー」など、ビールやドリンクが進む辛い一品料理も充実しています。テーブルには好みに合わせて辛さを調整するためのスパイスセットも常備されています。
一方で、激辛料理だけでなく、一般的な居酒屋メニューも豊富に取り揃えているのが「辛いもんやギロチン 船場本店」の特徴です。辛いものが苦手な人でも楽しめるよう、辛くないおつまみや、関西風の出汁が染み込んだ冷たいおでん、新鮮なサラダなども用意されています。また、船場本店限定で焼き肉メニューを提供しているのも見逃せない点です。万が一、辛さに耐えられなくなった時のために、「辛さ回避」としてアイスバーや牛乳といったメニューも用意されており、安心して激辛グルメに挑戦できます。
ドリンクメニューも充実しており、定番の生ビールやサワー類はもちろん、昔ながらのバイスサワーや韓国マッコリといったユニークなラインナップもあります。瓶入りのドリンクを自分で選ぶ「どぶづけ」は、まるで夏祭りの屋台のような楽しい演出で、来店客を賑やかな気分にさせてくれます。店の味を家庭でも楽しみたいという方のために、お土産としてオリジナルの激辛調味料やスパイスセットを購入することも可能です。
店舗は総席数20席から30席程度のアットホームな空間で、カウンター席とテーブル席がメインとなっています。特にカウンター席は11席あり、一人でふらりと立ち寄るのにも適しています。外観は屋台のようなオープンな造りで、気候の良い時期にはテラス席で開放的な雰囲気の中、食事やドリンクを楽しめます。店内はビールケースをテーブルに利用するなど、どこか懐かしい下町酒場のような活気あふれる雰囲気です。個室の有無に関する情報も見られますが、詳しい席数やタイプについては情報が限定的です。
普段使いの気軽な居酒屋として、友人や会社の同僚との飲み会、そしてもちろん、自身の辛さの限界を試したいというチャレンジャーまで、様々な目的で利用できる柔軟性も魅力です。平均予算は3000円台とリーズナブルながら、2時間飲み放題付きのコースも用意されており、コストパフォーマンスの高さも好評です。
営業時間は夕方から深夜まで(料理・ドリンク共にラストオーダーあり)で、多くの情報では年中無休(年末年始を除く場合あり)とされています。ただし、訪問前に最新の営業時間や定休日を確認することをおすすめします。支払い方法についても、各種クレジットカードやPayPayが利用可能で、利便性の高いお店です。大阪で刺激的で美味しい「旨辛」体験を探しているなら、「辛いもんやギロチン 船場本店」は一度訪れる価値のある一軒と言えるでしょう。