大阪市大正区に位置する「luv wine 大正店」は、JR大正駅および大阪メトロ大正駅からいずれも徒歩1分圏内という好立地にあるワインバーです。駅を出てすぐの場所にあり、アクセスしやすいのが魅力となっています。ビルの2階に店舗を構え、店内は立体的な構造になっており、フロアによって異なる雰囲気を持っています。カウンター席やテーブル席があり、様々なシーンに合わせて利用できる空間が広がっていました。総席数は36席で、貸切での利用も可能。着席時は最大30名、立食形式では最大50名まで対応できる広さがありました。個室はありませんが、落ち着いた空間でお酒や食事を楽しめるよう工夫されていました。
「大阪一敷居の低いワインバー」をお気軽高級ワインバーをコンセプトとしており、高価なワインから手頃なワインまで幅広いラインナップを取り揃えているのが特徴です。通常の飲食店では高額になりがちなボトルワインも、メーカー小売価格に一律1,000円(税別)を追加したリーズナブルな価格で提供し、気軽に色々なワインを楽しめるようにしていました。また、週替わりで特定の産地国のワインを9種類厳選し、グラスで提供するサービスも行っており、年間を通じて様々な国のワインに出会える楽しみがありました。ワインに詳しいソムリエも在籍しており、好みに合わせたワイン選びの相談に乗ってもらうことも可能でした。
ワインと共に楽しめるフードメニューも充実しており、特に炭火焼き料理をメインに約50種類の料理を提供していました。フランスの郷土料理である「アリゴ」は、マッシュポテトにチーズなどを混ぜ合わせたもので、独特の伸びる食感が特徴で、そのままはもちろん炭火焼き料理に合わせて楽しむのがおすすめの一品でした。他にも、黒豚スペアリブの自家製BBQソース煮込みや、自家製生地のピザ、ふわふわ小エビのムースなど、ワインが進むこだわりの料理が多数用意されていました。徳島県の契約農家から直送される新鮮な野菜を使った炭火焼き盛り合わせや、鴨肉を使ったフレンチ風の一品、さらにはたい焼きのような見た目のユニークな魚料理など、シェフの創意工夫が光るメニューも提供されていました。価格帯は、ふわふわ小エビのムースが760円(税込)、アリゴが638円(税込)から、炭火焼き盛り合わせが968円(税込)からなど、比較的リーズナブルな価格設定で、カジュアルに利用できる雰囲気でした。平均予算は3,000円から4,000円程度で、サービス料として3種前菜盛り合わせ付きの363円(税込)が必要でした。お祝いやサプライズへの対応も行っており、記念日などの特別な日の利用にも適していました。お子様連れやベビーカーでの入店も可能で、家族での利用にも配慮されていました。
しかしながら、luv wine 大正店は2024年4月以降、完全予約制の貸切営業のみとなっており、通常の営業時間での利用はできなくなっています。そして、2024年6月をもって閉店することが決まっています。通常営業時の人気や特徴は多くのユーザーに親しまれていましたが、今後は貸切、そして閉店となります。