大阪市中央区宗右衛門町にひっそりと佇む「縁や」は、新鮮な魚料理を心ゆくまで堪能できる割烹・和食のお店です。賑やかなエリアにありながらも隠れ家のような落ち着いた雰囲気が魅力で、ゆったりとした和空間で大切な人との時間を過ごすのに適しています。
アクセスは各線からの利便性が高く、近鉄日本橋駅からは徒歩約5分から6分、駅のB26出口からは徒歩約4分と非常に近接しています。また、大阪メトロ千日前線日本橋駅からも徒歩約5分、大阪メトロ堺筋線長堀橋駅からも徒歩約7分でたどり着くことができます。日本橋駅から堺筋を北方向へ進み、道頓堀川の手前を左折、右手に見えるセブンイレブンをさらに右折して少し歩いた場所に位置しており、初めて訪れる方でも比較的見つけやすい場所にあります。
「縁や」の大きな特徴は、店主が毎朝大阪の中央市場や黒門市場へ出向き、その日に仕入れたばかりの最も旬で新鮮な魚介類を提供している点です。魚料理への強いこだわりを持ち、長年の経験で培われた確かな腕で、素材の味を最大限に引き出す調理法を駆使しています。お造り、煮付け、焼き魚など、魚の魅力を様々な形で味わうことができ、訪れるたびに旬の味覚に出会える楽しみがあります。魚料理以外にも、旬の野菜を使った天ぷらや、〆に嬉しい稲庭うどんやお茶漬け、とりぞうすいといった一品料理も充実しており、様々なニーズに応えるメニュー構成となっています。
メニューの中でも特におすすめなのは、その日の仕入れによって内容が変わるおまかせコースです。付き出しから始まり、鮮度抜群のお造り、丁寧に焼き上げられた焼物、じっくりと煮込まれた煮物、そして揚げ物やご飯ものまで、バランス良く多種多様な料理を少しずつ楽しめる贅沢な内容となっています。予算に応じて内容の相談も可能です。また、冬にはてっちりコースも用意されており、季節ごとの旬の味覚を堪能できます。単品メニューとしては、生ホタルイカ造り(1,150円)、鯛松皮造り(950円)、太刀魚塩焼(1,000円)といった鮮魚を使った料理や、金目鯛煮つけ(1,800円)、メバル煮つけ(1,650円)などの煮魚、あさり酒蒸し(950円)、牛すじ煮(850円)、天ぷら盛り合わせ(1,200円)など、豊富な品揃えです(価格は訪問時のものと異なる場合があります)。ドリンクは日本酒や焼酎にも力を入れており、料理との相性を考えながら選ぶことができます。お食事の予算は、通常利用で4,800円から5,000円程度、宴会での利用や品数、内容によっては6,000円から7,999円程度が目安となりそうです。お会計時には別途400円のチャージ料がかかります。
店内は総席数18席のこじんまりとした空間で、アットホームな雰囲気が漂います。席の内訳はカウンター席が8席、座敷が6席、掘りごたつ席が4席となっています。特にカウンター席では、店主の調理風景を眺めながら会話を楽しむことができ、ライブ感も味わえます。座敷や掘りごたつ席は足を伸ばしてリラックスできるため、グループでの利用にも最適です。各席の間隔は比較的ゆったりとしており、落ち着いて食事を楽しむことができる設計となっています。残念ながら完全な個室はありませんが、店舗全体の貸切は20人以下であれば対応可能とのことなので、小規模な宴会や集まりにも利用できます。
特別なサービスとして、こちらのお店では2時間半以上の比較的長い時間の宴会利用が可能です。また、誕生日や記念日などのお祝い事での利用についても相談に乗ってもらえる場合があります。支払いの際は、現金の他にVISA、Master、JCB、AMEX、Dinersといった各種クレジットカードが利用できるため便利です。店内は全席喫煙が可能とされていますが、受動喫煙対策に関する法律改正後の状況については変更がある場合も考えられるため、気になる場合は事前に店舗へ直接確認することをおすすめします。さらに、カウンター席にはスマートフォンの充電ができるコンセントが用意されており、食事をしながら充電したいという方には嬉しいポイントです。
宗右衛門町の喧騒から少し離れた場所で、旬の魚介を使った本格的な和食を落ち着いた雰囲気で味わいたいときに、「縁や」は魅力的な選択肢となるでしょう。