大阪府大阪市都島区東野田町に位置していた「鉄板食堂 tekkote(てっこて)」。京橋エリアの便利な立地にあり、地下鉄長堀鶴見緑地線 京橋駅の1番出口からは徒歩約1分と、駅からのアクセスは非常に良好でした。JR各線や京阪本線の京橋駅からも徒歩数分圏内と、多くの方が訪れやすい場所にありました。
かつてこちらのお店では、バラエティ豊かな鉄板料理、特に関西風出汁で味わうもんじゃ焼きが人気を博していました。こだわり抜いた出汁を使用し、さらにオリーブオイルで焼き上げるスタイルは、一般的なもんじゃ焼きとは一味違う、ヘルシーでありながらも奥深い旨味を特徴としていました。素材の味と出汁の風味が絶妙に調和したもんじゃ焼きは、多くのファンに支持されていました。お好み焼きや焼きそばといった定番の鉄板メニューも提供されており、多彩なラインナップが魅力でした。
店内には、料理が焼き上げられる様子を間近で見られるオープンキッチンのカウンター席をはじめ、ゆったりと寛げるソファ席、そしてお子様連れでも利用しやすいテーブル席がありました。また、掘りごたつ式の個室(半個室)も完備しており、8名から最大20名程度まで収容可能な空間は、会社の宴会や友人との集まり、特別な日の食事など、様々なシーンに合わせて利用することができました。総席数は42席で、カウンター6席、テーブル24席、個室1室という構成でした。一人でも複数人でも楽しめる、多様なニーズに対応した空間が提供されていました。
メニューには個性豊かなもんじゃ焼きが多数揃えられており、「かねふく」明太もんじゃやクワトロチーズもんじゃ、大阪発祥とされるお好みもんじゃなどの定番に加え、贅沢和牛すき焼きもんじゃやポルチーニ茸にトリュフがけもんじゃといった創作もんじゃも楽しむことができました。その他にも、和牛リブロースステーキや海老の鉄板焼き、お店オリジナルの「tekkote焼き」、全長約40cmの「デカ串」やうちわつくねなど、鉄板焼きメニューも充実していました。かつてのディナータイムの平均予算は3000円前後で、コストパフォーマンスにも優れているとの声もありました。一部のメニューはテイクアウトも可能で、自宅でもお店の味を楽しむことができました。
2016年9月24日にオープンし、約9年間にわたり京橋の地域で営業してまいりましたが、鉄板食堂てっこては業態変更のため、誠に残念ながら2025年3月31日をもって閉店いたしました。長らく多くのお客様にご愛顧いただき、親しまれてきたお店です。今後の展開については現時点では詳細な発表はありませんが、パワーアップして新たな形でお客様に喜んでいただけるお店として再びオープンする可能性もあるとのことです。