大阪市営地下鉄各線「本町駅」からほど近い、徒歩数分の場所に佇む「mr.kanso 本町446店」は、バラエティ豊かな缶詰とお酒のマリアージュを提案する個性的な缶詰バーです。本町駅からのアクセスは非常に便利で、最寄りの5番口からはわずか徒歩約2分、他の出口を利用した場合でも徒歩3分圏内という好立地にあります。仕事帰りはもちろん、様々な目的で気軽に立ち寄ることができます。
店内へと足を踏み入れると、そこにはオシャレで落ち着いた空間が広がっています。温かみのあるカウンター席や、遊び心を感じさせるドラム缶を利用したテーブル席が配されています。特に目を引くのは、壁一面に整然と並べられた色とりどりの缶詰の数々です。日本全国はもとより、スペインやポルトガル、フランス、ラトビアなど世界各国から集められたその種類は200以上にも及びます。これらの缶詰は単なる食材としてだけでなく、空間のインテリアの一部としても機能し、訪れる人を楽しませ、会話のきっかけを生み出す「食べる、見る、話題を演出する」存在となっています。
メニューの中心は、この豊富なラインナップを誇る缶詰そのものです。価格帯は1缶200円から2,000円程度と幅広く設定されており、気軽に試せるものから、少し特別なものまで見つけることができます。中でも、お店のオリジナル缶詰である「だし巻き」や「たこ焼き」は根強い人気を誇ります(各550円)。また、他ではなかなかお目にかかれない「トド肉の大和煮」や「アザラシの大和煮」(各1,200円)といった珍しい缶詰も用意されています。その他にも、しっかり辛いという声もあるオリジナルの「激辛カレー」、手軽に楽しめる「しゃきっとコーン」(200円)、そしてパエリア、スパムのチーズ味(800円)、広島呉名物の鶏皮みそ煮(500円)など、甘いものからおつまみまで、多種多様な味わいが揃っています。お客様が選んだ缶詰は、そのまま提供されるものもありますが、温めることでより美味しくなるものは、丁寧に湯煎などで温められ、彩りよくお皿に盛り付けられて提供されます。一人でじっくりお気に入りの缶詰を楽しむのも良いですし、複数人で訪れて気になる缶詰をいくつか選び、シェアしながら食べ比べをするのもおすすめです。平均して一人あたり1~2缶を楽しまれる方が多いようです。
缶詰と共に楽しむドリンクも充実しています。定番のビールをはじめ、グラスワイン、酎ハイ、焼酎、カクテル、そしてコーヒーなど、幅広いニーズに応えるメニューが用意されており、それぞれの缶詰との相性を考えながら選ぶのも楽しみ方の一つです。ドリンクの価格帯も、ビールが350円から、グラスワインが350円、酎ハイや焼酎が400円から、カクテルが500円、コーヒーが400円など、気軽に注文できる価格設定となっています。
店内におよそ20席ある座席は、カウンター席が中心で、個室はありません。一人で静かにお酒と缶詰を楽しみたい方や、知人・友人と語らいながら過ごしたい方に適した空間と言えるでしょう。特に、本町というビジネス街に位置することから、仕事終わりの会社員の方が2軒目として立ち寄る姿も多く見られます。店舗で提供されている缶詰の一部は購入して持ち帰ることも可能で、自宅でも「mr.kanso」の味を楽しむことができます。また、テイクアウトにも対応しています。
営業時間は、月曜日から金曜日および祝前日は17時から翌1時まで、土曜日は18時から翌1時までです。フード・ドリンク共にラストオーダーは閉店の1時間前となります。毎週日曜日と祝日は定休日です。2010年9月にオープンし、地域に根差したお店として営業しています。
ユニークなコンセプトと豊富な種類の缶詰で、訪れるたびに新たな発見がある「mr.kanso 本町446店」。こだわりの缶詰とお好きなお酒で、本町の夜を心ゆくまでお楽しみください。