大阪府茨木市野々宮に店舗を構える「らーめん一作 茨木店」は、地元はもとより遠方からも多くのラーメン愛好家が訪れる人気のラーメン店です。昭和53年に寝屋川で創業した「らーめん一作」の2号店として昭和58年にオープンして以来、40年以上にわたりその独自の味を守り続けています。この店の最大の特色は、何といってもその濃厚なこってりスープにあります。国産の鶏ガラや野菜を惜しみなく使用し、圧力釜で長時間かけてじっくりと煮込むことで、他に類を見ないほどの強いとろみと濃度を実現しています。このドロリとしたスープには、素材由来の自然な甘みと深い旨みが凝縮されており、一度味わうと忘れられない中毒性のある味わいとして知られています。麺にスープがしっかりと絡みつくことで、まるでスープを食べているかのような感覚になるほどです。
メニューの筆頭を飾るのは、店の看板メニューである「一作こってりらーめん」(890円)です。この一杯でも十分な濃厚さを楽しめますが、さらに上の濃厚さを求める方のために「超濃厚こってりらーめん」が用意されています。この超濃厚シリーズはレベル1からレベル10までの段階があり、特に最高峰のレベル10は「神レベル」と呼ばれ、その圧倒的な濃度はメディアに取り上げられたこともあるほどで、価格は1890円です。濃厚なスープが苦手な方や、少し違った味わいを楽しみたい方のために、「あわせらーめん」(890円)も提供されています。こちらはこってりスープと鶏ガラスープを合わせたWスープで、濃厚さの中にも鶏の旨味を感じられる一杯です。さらに数量限定の「一作鶏塩白湯らーめん」(890円)もあり、こちらも鶏の旨味が凝縮された希少なスープが特徴です。
ラーメン単品だけでなく、様々な組み合わせが可能な「満得セット」も人気を集めています。このセットは、お好みのラーメンに、半チャーハン、半天津飯、半カレー、半チャーマヨ丼の中から選べるご飯もの一品と、餃子(6個または3個)、唐揚げ(3個または5個)、チキン南蛮(3個または5個)の中から選べるおかず一品を組み合わせることができます。価格は1100円からとお得で、ボリューム満点の内容となっています。他にも、チャーハン(620円)、天津飯(620円)、チャーマヨ丼(620円)、一作カレー(620円)といったご飯ものや、餃子(6個 360円、3個 230円)、唐揚げ(3個 360円、5個 530円)、チキン南蛮(3個 360円、5個 530円)、自家製の特製キムチ(360円)など、一品料理も豊富に揃っています。ライスは並盛が140円、大盛が190円です。小さなお子様には、「お子様セット」(280円)が用意されており、小サイズのラーメン、小ライス、そしてお菓子が付いてきます。お子様ラーメンは細麺で提供され、子供でも食べやすいように配慮されています。
店舗は主要な駅から徒歩圏内からは離れており、例えば大阪モノレールの沢良宜駅からは徒歩約30分、阪急南茨木駅からは車で13分程度、JR茨木駅からはバスで20分以上かかる立地です。そのため、車での来店が非常に便利であり、店舗敷地内には広々とした駐車場が完備されています。店内は明るく清潔感があり、おしゃれなカフェのような雰囲気も持ち合わせています。座席はカウンター席とテーブル席があり、お一人様から家族連れ、友人同士など、様々なシーンで利用しやすい空間です。総席数は37席で、全席終日禁煙となっています。個室の設備はありません。
お客様がより快適に食事を楽しめるようなサービスも提供されています。特に嬉しいのは、無料で自由にトッピングできる青ネギです。テーブルには青ネギの他にも紅生姜や擦りごまが用意されており、自分好みに味をカスタマイズできます。また、お子様連れへのサービスも充実しており、子供用の取り皿やコップ、ベビーチェアの貸し出しがあるほか、お子様セットを注文した子供にはおもちゃのプレゼントがあります。忙しい時間帯や自宅でゆっくりと味わいたい方のために、テイクアウトにも対応しています。お支払い方法としては、PayPayなどのQRコード決済やクレジットカード(一部ブランド)が利用可能です。長年の歴史を持つ「らーめん一作 茨木店」は、そのこだわりの濃厚スープと豊富なメニュー、そしてきめ細やかなサービスで、多くの人々に愛されています。