大阪府大阪市東成区、鶴橋末広ビルの1階に位置する「串カツきつね」は、鶴橋駅からのアクセスが良い場所にあります。地下鉄千日前線鶴橋駅からは徒歩約2分、JR大阪環状線鶴橋駅からも徒歩約3分と、駅を利用する方が立ち寄りやすい立地です。少し距離はありますが、JR大阪環状線の玉造駅や桃谷駅からも徒歩圏内です。
この店舗は、大阪・北新地で人気の串揚げ店「串揚げ TAKENAKA」の2号店として、2020年11月にオープンしました。最大の特徴は、「ノーディップ串カツ」というスタイルです。一般的な大阪の串カツ店で見られる、ソースに複数回つけて食べる形式ではなく、提供される串カツ一本一本に、それぞれの食材に合わせた最適な味付けが施されています。これにより、衣をまとった揚げたての串カツを、そのままの状態で最も美味しく味わうことができます。牛や豚、鶏、海老、野菜といった定番の具材はもちろんのこと、コーンクリームコロッケや海老パンといった他ではあまり見かけないような変わり種もメニューに並びます。リーズナブルな価格で提供されているため、様々な種類の串カツを楽しむことができます。
串カツ以外にも、お酒と共に楽しめる一品料理が充実しています。例えば、炙り特有の香ばしさが特徴の「炙り明太子」や、サーモンの旨味とたくあんの食感がアクセントになった「サーモンのトロたく」などがあります。「甘辛肉大根」や「じゃこおろし」、「焼きなすとろろ」といった和テイストのおつまみも用意されており、幅広い好みに対応しています。また、〆の一品として、赤酢を使用した酢飯で作る「きつねの手巻き寿司」も提供されており、さっぱりとした味わいが揚げ物によく合うとされています。さらに、食後のデザートには、チューペットやホームランバーといった懐かしさを感じるアイスも用意されています。
ランチ営業も行っており、昼の時間帯にも串カツや、手巻き寿司などのメニューを楽しむことが可能です。ランチ、ディナーともに、訪れる時間帯によって異なるメニューや雰囲気を味わうことができるでしょう。予算の目安としては、ランチタイムは1,000円前後、ディナータイムは3,000円前後で利用できることが多いようです。お通し代として300円(税抜表示の場合あり)が必要で、野菜スティックがお通しとして提供される場合があります。
店内は木目を基調とした明るくすっきりとした内装で、落ち着いて食事を楽しめる雰囲気です。総席数は30席あり、テーブル席とカウンター席が設けられています。テーブル席はしっかりと仕切りが設けられているため、周囲を気にすることなくプライベートな空間で食事をすることができます。店内では新型コロナウイルス感染予防対策も行われており、消毒や換気などが実施されています。注文は携帯端末を使用するシステムが導入されているという情報も見られます。
ユニークなメニューの一つとして挙げられるのが「きつねのポテサラ」です。温かい状態で提供され、お客様自身がポテトを潰し、明太マヨネーズと玉子を混ぜ合わせて完成させるスタイルとなっています。好みの加減で仕上げることができ、楽しいだけでなく、揚げたポテトの香ばしさが特徴的な一品として人気があります。
支払い方法に関しては、主要なクレジットカード各種(VISA、Mastercard、Amex、Diners、JCB)やPayPayなどのQRコード決済が利用可能です。専用の駐車場はありませんが、近隣にはコインパーキングがあります。鶴橋という土地で、一風変わったスタイルで提供される串カツと、こだわりの一品料理を楽しむことができる店舗です。