大阪市北区梅田の浪漫倶楽部ビル2階に位置していた「鉄板焼きダイニング foods grill 焼栄(しょうえい)」は、多方面からのアクセスに恵まれた立地が魅力の一つでした。大阪メトロ四つ橋線 西梅田駅の10番出口からは徒歩約1分、JR東西線 北新地駅からも徒歩約2分と非常に近く、JR大阪駅の桜橋口からも徒歩約5分圏内でした。オフィス街の一角にありながらも、一本路地に入った場所にひっそりと佇む隠れ家のような雰囲気を持った鉄板焼き店でした。
店内は洗練されたおしゃれな空間が広がり、落ち着いた照明やモダンなインテリアが配されていました。目の前でシェフが華麗な手さばきで調理する様子を五感で楽しめるカウンター席は特に人気で、ライブ感を求めるお客様に好評でした。テーブル席も用意されており、こちらは利用人数に応じて半個室のように使用することも可能でした。くつろげるソファ席も完備されていました。デートや記念日などの特別な日から、仕事帰りの食事まで、様々なシーンに対応できる雰囲気を持っていました。本格的な鉄板焼きを肩肘張らずに楽しめる、手頃な価格設定も特徴の一つで、特にビジネスマンを中心にリピーターが多く訪れていました。
提供される鉄板焼きメニューは、厳選された肉や魚介、新鮮な野菜を用いた多彩なラインナップでした。中でも、最高ランクであるA5等級の国産黒毛和牛を使用したステーキは、品質に対する価格のリーズナブルさから看板メニューの一つとして支持されていました。ジューシーなサーロインや旨味溢れる赤身など、好みに合わせて選ぶことができました。厚切りにされた牛タンステーキも人気の高い一品でした。また、鉄板焼きの枠を超えた創作料理も提供しており、大ぶりのエビやホタテ、チーズなどをふんだんに使ったオリジナルの「焼栄焼き」は、関西風と広島風の良いところを取り入れた独特の食感と味わいで多くのファンがいました。焼き野菜を自家製バーニャカウダソースで味わう「焼栄サラダ」も店のこだわりが詰まったメニューでした。その他にも、鶏ささみの炙り造りや桜ユッケなどのアラカルト、一品料理も豊富でした。使用されるソースやタレ、ドレッシングはすべて自家製で、素材本来の味を引き立てる工夫が凝らされていました。ランチタイムは1000円前後、ディナータイムはコースを中心に5000円から6000円程度の予算で本格的な鉄板焼きとお酒を楽しむことができました。料理に合わせてビール、日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキー、カクテルなど幅広い種類のドリンクが用意されており、飲み放題付きのコースもありました。
お客様へのサービス面においても細やかな配慮が見られました。誕生日や記念日での利用時にはサプライズの相談に乗ってもらえるなど、特別な日のお祝いをサポートするサービスを提供していました。店内では無料Wi-Fiを利用でき、席によっては電源の利用も可能でした。アレルギーを持つお客様に対しても可能な範囲で対応し、英語のメニューも用意されていたことから、国内外問わず多くのお客様が安心して利用できる環境が整えられていました。ドリンクの持ち込みも可能でした。
長年にわたり梅田の地で多くのお客様に親しまれてきた「鉄板焼きダイニング foods grill 焼栄」でしたが、誠に残念ながら2024年12月26日をもって閉店いたしました。現在は営業を終了しております。