JR東海道山陽本線塚本駅から徒歩わずか1〜2分の場所に位置する「ダシとさんぽ」は、こだわりの出汁を存分に楽しめるおでん居酒屋です。駅からのアクセスが非常に良好で、ふらっと立ち寄りやすい立地も魅力の一つと言えるでしょう。温かい出汁がじんわりと染み込んだおでんを主役に、厳選された日本酒と共にゆったりとした時間を過ごせます。店内はこぢんまりとしていながらも清潔感があり、おしゃれな雰囲気です。アットホームで居心地の良い空間が広がっており、一人で静かに飲みたい夜にも、親しい友人との語らいにも適しています。
「ダシとさんぽ」の最大のこだわりは、その名の通り「出汁」にあります。丁寧にひかれた自慢の出汁でじっくりと煮込まれたおでんは、定番の玉子や大根はもちろんのこと、市場から直送される新鮮な魚介を使った変わり種など、豊富な種類が用意されています。それぞれの具材に出汁の旨みがしっかりと染み込んでおり、深い味わいを堪能できます。おでんの価格帯は、玉子やこんにゃく、しらたきなどが170円から、大根やしいたけ、手羽先などが220円から、牛すじやとりつみれなどが250円からと、手頃な価格で様々な種類を楽しむことができます。まずはおまかせ5種盛り(750円)で出汁の風味を味わってみるのもおすすめです。
おでん以外にも、出汁を活かした逸品料理や酒の肴が充実しています。中でもお店の看板メニューとして多くの人に愛されているのが「自家製とろとろ角煮」(680円)です。口の中でほろりととろける豚肉と、そのタレが染み込んだ大根は、お酒との相性も抜群と評判です。「おでん出汁のだし巻き」(680円)も、自慢の出汁を味わえる人気のメニューです。他にも、牛すじと長ネギの肉吸い(580円)やよだれシューマイ(420円)、やみつきネギ蒸し鶏のナムル(550円)など、気になる一品料理が揃います。ちょっとしたおつまみには、トマトスライスや枝豆塩茹で(各350円)から、梅水晶やイカの肝和え(各420円)、さらにはまぐろ酒盗クリームチーズやいぶりがっこクリームチーズ(各490円)といった日本酒に合う気の利いたものが多数用意されています。〆には、うなぎの卵とじ丼(1,100円)や出汁茶漬け(580円)、出汁うどん(580円)など、出汁の風味で締めくくるのに最適なメニューも人気です。
ドリンクメニューの中でも特に力を入れているのが日本酒です。店主が酒屋と共に厳選した選りすぐりの地酒が常時10〜15種類ほど取り揃えられており、限定酒も用意されています。おでんとの相性を考え抜かれた日本酒は、半合520円、一合980円から楽しむことができ、中にはおでん出汁で割った「日本酒出汁割り」(650円)といった珍しいメニューもあります。その他にも、生ビール(550円~)、塚本ハイボール(600円)、各種ウイスキーなども提供しており、幅広いニーズに対応しています。お一人あたりの平均予算は3000円から4000円程度で、こだわりの料理と日本酒を気軽に楽しめる価格帯です。
総席数は15席と小さめのお店ですが、カウンター席とテーブル席が設けられており、一人でもグループでも利用しやすいつくりです。個室や座敷、掘りごたつ、ソファ席、テラス席の用意はありません。席数が限られているため、特に週末などは予約をして訪れるのが確実です。お祝いやサプライズの相談も可能とのことなので、特別な日の利用を検討している場合は事前に店舗へ問い合わせてみることをおすすめします。支払い方法については、主要なクレジットカード(VISA, MasterCard, American Express, Diners Club, JCB)に加え、PayPay、楽天ペイ、d払い、LINE Pay、au PAY、メルペイといったQRコード決済にも対応しており、キャッシュレスでの支払いにも便利です。店内は分煙となっており、原則としてカウンター席のみ喫煙可能、または外に喫煙スペースが設けられているようです。なお、20歳未満の方は保護者同伴であっても入店ができないため注意が必要です。こだわりの出汁を使ったおでんと日本酒を心ゆくまで楽しめる「ダシとさんぽ」は、塚本で温かい和食を味わいたいときにぴったりの一軒です。