JR高槻駅から徒歩約3分、阪急高槻市駅から徒歩約5分の場所に位置する「グーグー藤カレー」は、隠れ家のような雰囲気が魅力の創作スパイスカレー専門店です。ビルの階段を上がった奥に進むと入り口があり、知る人ぞ知る隠れ家的なお店として多くのリピーターに親しまれています。
店内はカウンター席とテーブル席合わせて10席ほどのこぢんまりとした空間で、落ち着いた雰囲気の中ゆっくりとカレーを味わうことができます。過去の情報では、カウンターが4席、テーブルが3名掛け2卓との記載も見られます。内装は間接照明と木目調でナチュラルな雰囲気が演出されています。個室の用意はありません。全席禁煙となっています。
グーグー藤カレーの最大の特徴は、体に優しいスパイスカレーを提供している点です。辛さは控えめに調整されており、スパイスの豊かな香りをしっかりと感じられる本格的な味わいでありながら、誰でも食べやすいように工夫されています。小麦粉や化学調味料、白砂糖は一切使用せず、油は米油を使用するなど、素材選びや調理法にも強いこだわりを持っています。そのため、サラッと食べられて胃もたれしにくいと好評です。アレルギーを持つ方や、健康に気を遣う方にもおすすめできるカレーと言えるでしょう。
メニューは主に定番の「グーグーチキンカレー」と、季節感を大切にした「月替わりカレー」の2種類が中心です。グーグーチキンカレーは10種類以上のスパイスを使用し、ほんのりとココナッツが香る辛さ控えめのチキンカレーです。月替わりカレーは間借り営業時代から通算30種類以上創作されており、来るたびに新しい味に出会える楽しみがあります。どちらか一方を選ぶことも、両方を楽しめる「あいがけカレー」にすることも可能です。あいがけカレーはリピーターの9割以上が注文する人気メニューとされています。ご飯はカレーと相性の良いパラパラとした食感のインド産バスマティライスを使用しています。副菜も付いてくるのが嬉しい点です。トッピングとしては「半熟スパイス卵」が人気です。
料金については、あいがけカレーが1,350円、グーグーチキンカレーが1,150円、月替わりカレーが1,250円という情報があります。半熟スパイス卵は100円で追加可能です。ランチの予算はおおよそ1,000円から1,999円程度、ディナーも同様の価格帯という口コミが見られます。支払い方法に関しては、各種クレジットカード(VISA, Master, JCB, AMEX)、交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy, iD, QUICPayなどの電子マネー、PayPay, d払い, 楽天ペイ, au PAYなどのQRコード決済に対応しています。
店主は元小学校教師という異色の経歴を持ち、農業も営んでいます。自身の畑で収穫した野菜をカレーに取り入れることもあり、食への探求心が伺えます。また、お店でのカレー提供に加えて、自宅で本格的なスパイスカレーを作りたい人向けにカレー教室も開催しています。これはお店の特別なサービスの一つと言えるでしょう。過去には子どもの日や母の日に特製カレーを無料で提供するなど、地域に根差した取り組みも行っていたようです。テイクアウトも可能で、テイクアウトは予約も受け付けています。イートインに関しては席の取り置きのみ対応しています。駐車場はありませんが、近隣にコインパーキングがあります。
将棋名人戦の勝負メシに選ばれた実績もあり、その味は折り紙付きです。「食べて美味しい、見て楽しい、体も元気になる」カレーを目指しており、スパイスや食材、調味料にもこだわり抜いています。店内ではオリジナル配合のスパイスも販売しており、自宅でグーグー藤カレーの味を再現したい方や、スパイスカレー作りに挑戦したい方も楽しめます。LINEやBASEでもスパイスの購入が可能です。ユニークな店名には、「おいしい!」の「グー」、お腹が空いて「ぐーぐー」、そしてお腹いっぱいで「ぐぅぐぅ」と眠る、という3つの「グー」の意味が込められているという情報もあります。
アクセスはJR高槻駅または阪急高槻市駅から徒歩圏内と良好ですが、ビルの奥という立地から隠れ家的な雰囲気を感じさせるお店です。一人でも気軽に立ち寄れる雰囲気で、ランチタイムや休日に訪れる人が多いようです。体に優しく、スパイスの魅力が詰まった創作カレーを味わいたい方におすすめの一軒です。