大阪市中央区、西心斎橋にひっそりと佇む「絵本BAR ガブ」は、地下鉄なんば駅や心斎橋駅から徒歩圏内というアクセスしやすい場所に位置しています。多くの飲食店が集まるビルの地下という隠れ家のような空間にあり、知る人ぞ知る大人のためのバーとして営業しています。近鉄難波線やOsaka Metroのなんば駅25番口からは徒歩約4分から5分、心斎橋駅7番口からは徒歩約6分で到着します。大阪難波駅からも近い立地です。
店名の通り、「絵本BAR」というユニークなコンセプトを掲げており、店内には所狭しと絵本が並べられています。子供の頃に親しんだ懐かしい絵本から、大人になってからこそ心に響く絵本まで、幅広いジャンルの絵本が常時数百冊以上所蔵されています。この絵本のコレクションが「絵本BAR ガブ」の最大の魅力であり、訪れるお客様は自由に手に取って読むことができます。日常の喧騒を忘れ、絵本の世界に没入しながらゆったりとした時間を過ごすことができる空間です。絵本を通じて、普段は出会うことのないお客様同士やスタッフとのコミュニケーションが生まれる交流の場としても機能しています。絵本は読むだけでなく、スタッフが絵本の選び方や楽しみ方についてサポートしてくれるため、新たな発見があるかもしれません。
席数は全体で10席程度のこぢんまりとした空間で、主にカウンター席が中心となっています。一人でじっくりと絵本の世界に浸りたい時や、マスターや他のお客様との会話を楽しみたい時に最適なカウンター席は、アットホームな雰囲気を感じさせます。プライベートな空間となる個室は備えられていません。
ドリンクメニューはバーとして、カクテルやビール、ウイスキーなど様々なお酒が用意されています。お酒が苦手な方のためにノンアルコールドリンクも提供されており、絵本を読みに来るだけでも歓迎というスタンスです。フードメニューは軽食やおつまみが中心で、絵本の世界観を邪魔しないシンプルながらも楽しめるものが用意されています。具体的なメニュー内容や料金は時期によって変動する可能性もあるため、訪問前に直接店舗に確認するのが確実です。Rettyの口コミによると、食事を含めて一人あたりの予算目安が2000円以内だったという情報もありますが、これは訪問時期や注文内容によって異なります。チャージ料金は設定されていません。
また、この店のマスターは絵本の読み聞かせ活動も積極的に行っており、店内での読み聞かせが行われることもあります。さらに、図書館やイベントなど外部での読み聞かせイベントにも参加するなど、絵本の普及活動にも力を入れています。自費出版で絵本も手掛けているなど、絵本への深い愛情が感じられます。お客様自身が絵本を持ち込んで読むことも可能で、絵本好きにはたまらないサービスと言えるでしょう。
「絵本BAR ガブ」は、単にお酒を飲む場所ではなく、絵本という媒体を通して大人たちが童心に帰り、リラックスしたり、新たな交流を楽しんだりできる特別な空間です。隠れ家のような雰囲気の中で、お気に入りの絵本を見つけ、心地よい時間と共に過ごすことができる、心温まるバーです。