大阪メトロ中央線および今里筋線の緑橋駅から徒歩約2分の場所に位置する「旨い料理 旨い酒 じょうじ」。駅からのアクセスが良い立地ながら、中央大通りから一本奥まった閑静な住宅街に佇む、知る人ぞ知る隠れ家のような雰囲気を醸し出しています。洗練されたスタイリッシュな外観とは対照的に、一歩足を踏み入れると、温かみのある陽気な雰囲気に包まれる居心地の良い空間が広がります。店内にはカウンター席と座敷が設けられており、お一人様からグループ、大切な方との会食など、様々なシーンに合わせて利用できます。特に奥の座敷席は落ち着いて過ごせる空間として人気があります。ただし、完全な個室は用意されていません。席数は情報源によって若干の差がありますが、20席から26席程度で構成されており、ほどよい広さの中でゆったりと食事を楽しめます。店内は開放感があり、風通しの良い空間設計がなされています。
店主は和歌山県出身で、幼い頃から料理と食べることへの深い興味を持ち、高校卒業後は料理の専門学校で和食を学びました。その後、京都の料亭や和歌山の割烹、大阪の寿司店など数々の店で長年腕を磨き、割烹仕込の確かな技術を習得しました。2005年に「旨い料理 旨い酒 じょうじ」を緑橋にオープンして以来、「自分が行きたい店」をモットーに、日々料理と真摯に向き合っています。妥協を許さない食材への強いこだわりを持ち、全国各地からその時期に最も旬を迎える厳選された食材を仕入れています。特に天然の魚介類は毎日市場から直接仕入れる徹底ぶりで、その素材の持ち味を最大限に引き出す調理法を常に追求しています。
メニューは、鮮度抜群の魚介を使ったお造り、素材本来の旨味を凝縮させた焼き物、上品な味わいの油物など、手間暇かけて丁寧に作られた本格的な和食料理が中心です。魚料理や野菜料理には特に力を入れており、季節の移り変わりを感じられる旬の味覚を堪能できます。壁一面に貼られた手書きのメニューも特徴の一つで、ここにはその日仕入れた特別な食材を使った日替わりメニューや月替わりの逸品が並びます。訪れるたびに新たな発見があるのも魅力です。レギュラーメニューに加え、おせち、あわじの生カラスミ、天然のクエといった希少な高級食材を使った料理も提供しています。これらは時価での提供が多く、時期や仕入れ状況によって内容が変わるため、詳細は直接店舗に問い合わせるのがおすすめです。特に毎年冬頃に開催されるクエ祭りでは、長崎産限定の天然クエが特別価格で提供されることもあり、食通の間で人気を集めています。牛肉では極上黒毛和牛の佐賀牛(A5ランク)を使ったステーキやビフカツ、にぎりなども用意されており、豊富な選択肢の中からその日の気分に合わせた逸品を選べます。また、〆にはそうすい、お茶漬け、鮨、うどんやそばといった麺類なども楽しめます。
「旨い料理 旨い酒」という店名の通り、料理に合う銘酒も豊富に取り揃えられています。日本酒、焼酎、ワインなど、店主が厳選した美酒が揃い、旬の料理との相性を考えながら選ぶのも楽しみの一つです。特に日本酒と焼酎にはこだわりが見られます。
予算については、ディナー利用で一人あたり8,000円から10,000円以上が目安となるようです。価格が時価のメニューも多いため、利用する時期や注文内容によって予算は変動します。支払い方法として各種クレジットカード(VISA, Master, JCB, AMEX, Diners)が利用できます。
お客様に長居してゆっくりと食事を楽しんでほしいという思いを持って営業しており、落ち着いた空間で美味しい料理と酒を心ゆくまで堪能できます。また、店舗のLINE公式アカウントを友だち登録すると、自家製オリジナル唐墨塩のプレゼントがあるといった特別なサービスも行っています。これは唐墨作りの過程で生まれた副産物を活用したもので、店主の料理に対する探求心とユニークな発想が感じられる特典と言えるでしょう。割烹で培われた確かな腕を持つ店主が、旬の素材を丁寧に調理した逸品を、肩肘張らずに楽しめる空間で味わえる「旨い料理 旨い酒 じょうじ」は、大阪・緑橋エリアで質の高い和食と美酒を求める方におすすめの一軒です。