大阪府大阪市中央区東心斎橋に位置する「土佐の暴れ鰹 いごっそう」は、本場高知の味覚を大阪で堪能できる居酒屋です。長堀橋駅から徒歩約4分、心斎橋駅からは徒歩約7分、日本橋駅からも徒歩約6分と、複数の駅からアクセスしやすい場所にあります。日宝ノーブル八幡筋の1階に店を構えており、近隣のクリスタ長堀からは徒歩約2分ほどで到着できます。
この店の最大の特徴でありコンセプトは、高知県須崎市から毎日直送される鮮度抜群の魚介類、特に名物の鰹を本場土佐流の藁焼きで提供することです。全国的にも知られるようになった鰹の藁焼きですが、「いごっそう」では強い火力で一気に焼き上げ、余分な脂分や生臭さを飛ばし、皮目はパリッと香ばしく、中はジューシーに仕上げるこだわりの調理法を守り続けています。カウンター席からは、立ち昇る炎や香ばしい匂いといった迫力ある藁焼きの調理風景を目の前で体感でき、五感で料理を楽しむことができます。提供される藁焼き鰹は、ポン酢ではなく天日塩で味わうのが本場土佐流。この食べ方で、鰹本来の旨味をダイレクトに感じられます。藁焼きは鰹だけでなく、カンパチやもも肉なども提供されることがあります。
料理メニューは、看板の鰹の藁焼きをはじめ、高知の郷土料理やその日仕入れた新鮮な魚を使った料理、創作料理など多岐にわたります。具体的なメニューとしては、鰹のたたき(1,480円)、藁焼き3種(3,780円)、土佐風・中華風を選べるチキン南蛮(980円)、鉄板卵焼き(チーズ・明太子・梅肉・ガリから選べ、Wトッピングは+150円)、メヒカリの素揚げ(550円)、手作り海鮮春巻き(680円)、高知の煮物ぐる煮(450円)、馬路の柚子酒盗(480円)などがあります。〆には、シラスの釜飯(880円)、TKG釜飯(880円)、鶏ごぼう釜飯(950円)など、出汁付きの釜飯類も用意されています。冬季限定で鍋メニューも登場し、チゲ鍋(1,580円)、四万十ポークのしゃぶしゃぶ(1,980円)、日替わり魚のしゃぶしゃぶ(時価)などがあります。デザートにはゆずアイスや黒ゴマアイス、芋のあめ焼きなども楽しめます。平均予算は4,000円から5,000円程度で、リーズナブルに本格的な土佐料理を味わえる点が魅力です。宴会や飲み会に適した複数の飲み放題付きコースも用意されています。
座席は総席数26席で、カウンター席が8席、4名用のBOX席が3つ、6名用のBOX席が1つあります。大衆居酒屋風の居心地の良い雰囲気で、高知のおばあさんが手作りしたという温もりあるお箸置きなども置かれています。個室の用意はありませんが、貸切は20人から50人、または20人以下でも相談可能です。
支払い方法は、VISA、Master、JCB、AMEXのクレジットカードが利用でき、PayPayでのQRコード決済にも対応しています。電子マネーは利用できません。店内は全席喫煙可能となっています(2020年4月1日施行の改正健康増進法により最新情報と異なる場合があるため要確認)。特別なサービスとして目立つ記述はありませんが、目の前で藁焼きを実演するライブ感や、日本酒ソムリエが選んだ高知の地酒を中心に県外の珍しいお酒も取り揃えている点が、お酒好きには嬉しいポイントです。当日予約も可能な場合があるので、直接店舗への電話での問い合わせが推奨されています。