大阪市福島区、JR大阪環状線野田駅の改札を出てすぐ、徒歩約1分という至近距離に位置する「鴨 酒 蕎麦 みかど 野田店」。大阪メトロ千日前線玉川駅からも徒歩約1分、野田阪神駅からも徒歩圏内と、アクセス抜群の立地が魅力です。2019年にこの地にオープンして以来、「鴨、蕎麦、日本酒」を三本柱とした独自のスタイルで、駅前ながらも品質とサービスにこだわり抜いた店として親しまれています。単なる駅前の利便性に甘んじることなく、料理、お酒、そして心地よい空間づくりに常に改良を重ね、長く地元に愛される蕎麦屋を目指しています。
この店の最大の特色は、厳選された素材を使用した鴨料理と手打ち蕎麦、そしてそれらに合う日本酒の豊富な品揃えにあります。蕎麦は、全国各地から取り寄せた蕎麦の実を店内で石臼挽きし、毎日手打ちで提供されています。北海道幌加内産のキタワセ種や茨城県産の常陸秋そば、福井県大野や丸岡の在来種など、時期によって様々な品種の蕎麦を楽しむことができます。自家製粉された蕎麦は香りが高く、まずはフランス産ゲランド塩で、次に自家製のつゆで味わうのがおすすめです。定番の二八ざるそばはもちろん、ぶっかけ蕎麦や辛味大根ぶっかけそば、海老天ぶっかけそば、すだち冷やかけそばなど、多彩な蕎麦メニューが用意されています。中にはトリュフそばやフォアグラそばといった個性的なメニューもあり、蕎麦の新たな可能性を発見できます。
鴨料理にも並々ならぬこだわりが見られます。主に和歌山県産の紀州鴨や、京都の京鴨ブランドのルーツを持つ鮮度抜群の鴨を使用。たたきでも安心して食べられる鮮度を生かし、ほんのりレアに仕上げた鴨肉を鴨つけ蕎麦や鴨南蛮で提供しています。他にも、紀州鴨ロース肉のたたき、鴨レバーやホルモン、鴨炭火串焼きなど、鴨の様々な部位を多様な調理法で味わうことができます。中でも紀州鴨つけ汁蕎麦は、鮮度の良い鴨を蕎麦と共に楽しめる人気の逸品です。コース料理も用意されており、「みかどコース」は定番メニューを幅広く楽しめる構成で、お一人様3,500円(税込)から提供されています。また、「紀州鴨鍋コース」は、紀州鴨肉たたきから始まり、メインの紀州鴨鍋、〆の手打ち蕎麦まで鴨を存分に堪能できる内容で、こちらは5,500円のところを4,400円(税込)で提供されることもあります。単品メニューも豊富で、炙り鴨味噌(429円)、紀州鴨ロース肉のたたき(2~3人前 1,199円)、鴨串焼き(165円~)、真牡蠣(生or加熱 429円~)、天ぷら盛り合わせ(1,089円)、蟹味噌のクリームコロッケ(2個 660円)、鴨親子丼(1,210円)などがあります(価格は全て税込で、更新日により変動する可能性があります)。
鴨と蕎麦の味わいを一層引き立てるのが、厳選された日本酒です。粋にお酒を楽しめるよう、日本酒の片口や猪口には大阪錫器や富山県能作のものが使われ、日本酒を楽しく酌み交わせる空間を提供しています。日本各地の地酒はもちろん、世界から取り寄せたクラフトビール、ワイン、焼酎、サワーなど、ドリンクメニューも充実しています。ワインを楽しむためのリーデル社製をはじめとする欧州製のグラスも多数取り揃えられており、お酒への強いこだわりが感じられます。
店内は木を基調とした落ち着いた雰囲気で、ゆったりとくつろげる空間が広がっています。席数は約40席。カウンター席、テーブル席に加え、周りを気にせず過ごせる間仕切りのある半個室も用意されており、様々なシーンで利用できます。お一人様でも気軽に立ち寄れるカウンター席では、板前さんの調理を間近で見ながら食事を楽しむことも可能です。メインの大テーブルやゆったり寛げるソファ席もあり、会社の帰りや友人、家族との食事など、用途に応じて使い分けることができます。内装には奈良吉野銘木の欅材がテーブルやカウンター、蕎麦盆に至るまで贅沢に使用されており、食器類も信楽焼、波佐見焼、有田焼、瀬戸焼、九谷焼といった日本の名産地のものが使われるなど、細部にわたってこだわりが感じられます。全席禁煙となっており、快適な空間で食事を楽しめます。ランチ営業は土日祝のみで12時から15時(ラストオーダー14時)、ディナー営業は月~木が17時から23時(L.O. 22時半)、金土祝前日が16時から23時(L.O. 22時半)、日祝が16時から22時(L.O. 21時半)です。キャッシュレス決済にも対応しており、PayPayなどのQRコード決済も利用可能です。駅近ながらも喧騒から離れた落ち着いた空間で、こだわりの鴨料理と手打ち蕎麦、そして厳選された日本酒を心ゆくまで堪能できる店です。