大阪市中央区宗右衛門町に位置する食道園宗右衛門町本店は、地下鉄御堂筋線なんば駅14番出口から徒歩約5分、近鉄日本橋駅2番口から徒歩約5分、南海本線難波駅から徒歩約10分という、アクセス至便な場所に店を構える焼肉店です。創業は1946年という長い歴史を持ち、焼肉業界における先駆者として知られています。元々は大阪千日前に食堂として始まり、その後宗右衛門町に移転し現在に至ります。焼肉文化において、現在の主流となっている「焼いてタレをつける」スタイルや、煙を気にせず食事を楽しめる「無煙ロースター」の導入を pioneered するなど、業界の発展に大きく貢献してきました。食道園は焼肉の発祥店の一つとも言われています。
店舗は1階から4階まであり、総席数は500席以上と広々としています。落ち着いた和の雰囲気を基調とした空間で、ゆったりと食事の時間を過ごせます。特に、李朝時代の宮廷をイメージした特別貴賓室や、接待やお祝いの席に最適な大小様々な個室が完備されています。3階には最大80名まで利用可能な大広間もあり、大人数での宴会や会社の集まり、同窓会など幅広いシーンに対応可能です。テーブル席は高齢の方でも利用しやすい配慮がなされています。個室を利用する際には、部屋代として一人あたり500円が必要になる場合があります。
食道園宗右衛門町本店の最大のこだわりは、新鮮な肉を最高の状態で提供することです。創業以来、客からのオーダーを受けてから厳選した肉の味付けを行い、最も美味しい状態で焼きながら食べてもらうスタイルを貫いています。メニューは、部位ごとに最適な味付けを施した焼肉を中心に、しゃぶしゃぶやすき焼き、一品料理、食事、ドリンクと豊富に揃っています。
中でも名物として知られているのが「華網カルピ」です。骨付きカルピに匠が包丁で無数の網目模様を施す独自の「華網カット」により、ほどよく脂質が炙り出され、カルピ本来の旨みが一層引き立つ逸品です。この「華網」は焼肉業界で先駆けて特許も取得している、食道園を代表するメニューです。その他にも、厳選された黒毛和牛を使用したロースやハラミなど、上質な赤身から霜降りまで多様な部位を味わうことができます。創業当時からのもう一つの名物である冷麺も、注文を受けてからこだわりのそば粉を使って手練りする自家製麺と伝統のスープが絡み合う、喉越し抜群の一品として人気があります。ユッケも提供しており、牛肉ならではの味わいと甘み、上品さが特徴で、厚生労働省が定める衛生基準を満たした安心安全なものです。
コースメニューも充実しており、焼肉会席や黒毛和牛と磯焼、極タンとシャトーブリアン、しゃぶしゃぶ、すき焼きなど、予算やシーンに合わせて選べる多様なコースが用意されています。価格帯はコースによって異なりますが、黒毛和牛と磯焼コースは18,000円、極タンとシャトーブリアンコースは20,000円などが例として挙げられます。ランチタイムには、夜よりもリーズナブルな価格で上質な焼肉を楽しめるお得なランチメニューも提供されており、焼肉ランチは1,580円から、焼肉会席はご接待にも最適な価格帯で用意されています。グランドメニューのアラカルトでは、上ミノ華網カット2,500円、冷麺1,000円、石焼ピビンパ1,300円などの価格帯で提供されています。
お祝いの席での利用にも対応しており、誕生日や記念日、顔合わせなど特別な日のためのプランも提供されています。ANAグルメポイントを貯めることも可能です。クレジットカード各種も利用できます。