阪急電鉄の十三駅東出口から歩いておよそ4分の場所に位置する「わら焼き処 芯」は、大阪市淀川区十三東の商店街に暖簾を構える居酒屋です。赤提灯が目印のこの店は、十三では珍しい本格的なわら焼きを看板メニューとしており、特に生カツオのわら焼きが名物として知られています。高温で一気に焼き上げるわら焼きは、素材本来の旨味を凝縮させると同時に、わらの香ばしい香りをまとわせることで独特の風味を生み出しています。カツオ以外にも、阿波尾鶏やトロホッケ、ベーコン、明太子など、魚介や肉、さらには意外な食材のわら焼きも提供しており、燻製のような香りが楽しめると評判です。
店内はコンクリート打ち放しのお洒落な雰囲気で、一人でも気軽に立ち寄れるカウンター席と、複数人でゆったりと過ごせるテーブル席が用意されています。カウンター席の一部は立ち飲みとしても利用でき、目の前で豪快に炎が上がるわら焼きの調理風景を間近で見られるライブ感も魅力の一つです。テーブル席にはテレビが設置されており、スポーツ観戦をしながら食事を楽しむことも可能です。店内奥にはテーブル席もありますが、人気のため予約で埋まることも多いようです。個室やソファ席に関する情報は確認できませんでした。
メニューは名物のわら焼きを中心とし、カツオのわら焼きは五切れで1,280円(税込)から提供されています。また、わら焼きと相性の良い日本酒も豊富に取り揃えられています。一品料理も充実しており、お酒が進むおつまみが多数用意されています。日替わりのおすすめメニューもあり、訪れるたびに新しい味に出会える楽しみもあります。口コミでは、お店の名前を冠した「芯のポテトサラダ」が、ホクホクのポテトにカリカリのオニオン、そしてうずらととびっこが組み合わさった酒の肴にぴったりの一品として人気を集めているようです。また、〆にはおまかせ握りなども提供されており、焼き専門でありながら質の高いお寿司が味わえるという声もあります。
料金は料理やお酒によって異なりますが、口コミや情報サイトによると、ディナーの予算は3,000円台から4,000円台が目安となるようです。宴会向けの飲み放題付きコースも用意されており、様々なシーンでの利用が可能です。特別なサービスとしては、ホットペッパーグルメには19時までの来店でドリンク1杯目が100円になるクーポンが掲載されていたことがあります。貸切での利用も相談可能とのことです。
「わら焼き処 芯」は、十三駅から徒歩圏内というアクセスの良さもあり、立ち飲みでサクッと楽しみたい方から、テーブル席でじっくりとわら焼きやその他の豊富なメニュー、そして日本酒を堪能したい方まで、幅広いニーズに応えることができる居酒屋と言えるでしょう。