大阪市中央区城見、ホテルモントレ ラ・スール大阪の2階に位置する中国料理 彩雲は、かつてホテルレストランならではの上質な空間で本格的な中国料理を堪能できる場所でした。JR大阪環状線やJR東西線の京橋駅、大阪メトロ長堀鶴見緑地線の大阪ビジネスパーク駅、京阪電車の京橋駅からいずれもOBP(大阪ビジネスパーク)連絡通路を利用して徒歩約3分から5分圏内と、アクセス至便な立地です。車を利用の場合も、ホテルの駐車場が利用可能で、レストラン利用による割引サービスが設けられていました。
店内は水墨画をイメージした、モノトーンを基調とした洗練された落ち着いた雰囲気で、テーブル席のほか、10名から利用できる個室も完備していました。個室は10名から20名程度まで利用でき、グループでの食事や接待、家族の集まりなど、様々なシーンに合わせて選ぶことができました。落ち着いた空間は、記念日のお祝いや特別な日の食事にも適していました。また、バリアフリーにも対応しており、幅広い方が利用しやすい環境が整えられていました。窓側席からは外の景色を眺めながら食事が楽しめたようです。席数は34席あり、貸切での利用も相談可能でした。
提供される料理は、健康、美食、ヘルシーを追求しつつ、季節感や時流を取り入れた本格的な中国料理、中でも広東料理を中心としていました。料理コンテストでの受賞歴を持つシェフが手掛ける逸品の数々は、食通をもうならせる質を誇っていました。ランチタイム、ディナータイムともに営業しており、コース料理やアラカルトメニューが豊富に揃えられていました。特に人気を集めていたのは、彩り豊かな点心を含む飲茶のオーダーバイキング付きコースや、見た目も華やかなチャイナアフタヌーンティーです。
メニューには、フカヒレや上海蟹味噌を使った贅沢なスープ、プリプリの食感が楽しめる海老のチリソースやマヨネーズソース、香ばしくコクのある黒酢の酢豚、四川風麻婆豆腐、黒毛和牛を使ったチンジャオロースなど、定番から創作料理まで幅広い品が並んでいました。麺類やチャーハンも充実しており、胡麻香る担々麺や五目餡かけ焼きそば、海鮮入りのチャーハンなどがありました。食後には、杏仁豆腐やマンゴープリンといった人気のデザートで締めくくることができました。ドリンクメニューには、中国酒はもちろん、ワインやビール、カクテル、ソフトドリンクなどが揃い、コースには飲み放題を付けることも可能でした。
料金については、ランチタイムは比較的リーズナブルな価格帯から、ディナータイムはコース料理を中心に設定されており、利用シーンや予算に合わせて選ぶことができました。かつて提供されていたランチコースや飲茶オーダーバイキング付きランチコースは一人あたり5,000円台から、ディナーコースは7,000円台から利用できるプランがありました。特別な occasions 向けのコースは10,000円を超えるものもありました。表示価格にサービス料10%が別途加算されるシステムでした。
特別なサービスとしては、誕生日や記念日のお祝い、プロポーズなどのサプライズ演出に対応が可能でした。また、小さなお子様連れでも安心して利用できるよう、お子様メニューの用意や、乳児や未就学児、小学生も利用可能で、ベビーカーでの入店もできる環境でした。食物アレルギーがある場合も、事前に相談することで可能な範囲での対応が行われていました。ホテル内の施設と連携したプランもあり、レストランでの食事と天然温泉スパの入浴がセットになったプランや、宿泊プランの中に中国料理のルームサービスが含まれるものも提供されていました。特定のプラン利用者はホテルの天然温泉スパの割引や無料利用といった特典を受けられる場合がありました。
かつてはランチが11時30分から14時30分(ラストオーダー14時)、ディナーが17時から21時30分(ラストオーダー20時30分)の時間帯で営業し、月曜日を定休日としていましたが、祝日の場合は営業することもありました。しかしながら、現在は2023年10月末日をもって営業を休止しているという情報が見られます。