大阪府大阪市浪速区に位置する「鉄板ぢどり焼TARO 難波中店」は、地鶏の魅力を最大限に引き出した鉄板焼きや鶏料理を楽しめる店として知られています。なんばエリアの主要駅からもアクセスしやすい立地にあり、Osaka Metro御堂筋線や四つ橋線のなんば駅6番出口から徒歩約5分、南海電鉄のなんば駅西出口からは徒歩約7分と、様々な路線から気軽に訪れることができます。特にOsaka Metro千日前線のなんば駅6番口からも徒歩5分圏内と、駅からの距離は比較的近く、集まりやすい場所と言えるでしょう。周辺には飲食店が点在しており、賑わいのあるエリアにありながら、店内に足を踏み入れると落ち着いた空間が広がっています。
この店の大きな特徴は、餌からこだわり抜いて育てられたブランド鶏「丹波黒どり」の、特に肉質が柔らかいとされる雌鶏を使用している点にあります。一羽丸ごと仕入れることで、希少な部位まで余すことなく提供しており、他ではなかなか味わえない部位に出会える可能性もあります。丹波黒どりを最も美味しく味わえるよう、長年の経験から生み出された「大きく焼いて旨味を閉じ込める」という独自の鉄板焼きスタイルで提供しています。この豪快ながらも繊細な焼き方により、鶏肉本来の深いコクと旨味が閉じ込められ、一口噛みしめるごとにそのこだわりを感じることができます。
メニューの中心は、丹波黒どりを様々なスタイルで味わえる鉄板焼きメニューです。地鶏の上もも、手羽先、むね、ささみといった定番部位はもちろん、希少部位も楽しむことができます。皮はパリッと香ばしく、身はきめ細やかで柔らかく焼き上げられた地鶏は、シンプルながらも素材の良さが際立つ逸品です。また、名物とされる「ねぎ塩上ハツ」は、石垣の塩を配合した特製塩ダレで揉み込んだぷりぷりのハツをさっと焼き上げ、たっぷりのネギを添えて提供されます。特製の石垣の塩や、にんにくなんばをプラスした至高の特製味噌ダレなど、こだわりの調味料で味わう鶏肉は、それぞれの部位の個性を引き立てます。鶏料理以外にも、名物「紀州鴨あらびきつくね」や、きめ細かくしっとり柔らかい「名物あじさい豚フィレ」といった鶏以外の鉄板焼きメニュー、彩り豊かな自家製7種のピクルス、焼き野菜盛り合わせなども用意されています。〆にはミニ鶏清湯ラーメンや鶏かやくご飯、焼きかやくご飯出汁スープ茶漬けといった選択肢があり、最後まで鶏の旨味を堪能できます。とり刺し4種盛りなど、新鮮だからこそ味わえる生食メニューも提供されているようです。
特に初めて訪れる方におすすめなのは「ぢどり焼きコース」です。人気メニューをバランス良く組み合わせたコースで、価格帯はおよそ4,300円から用意されており、これに1,000円を追加すると「とり刺し4種盛り」も楽しめるお得なコースも利用可能です。アラカルトメニューも豊富に揃っており、価格帯は5,000円から7,000円程度が目安となるようです。ドリンクメニューもビールや日本酒、焼酎、チューハイなど、幅広いラインナップが取り揃えられています。
店内の座席は、臨場感あふれるカウンター席と、ゆったりと落ち着いて食事ができるボックス席が用意されています。総席数は23席との情報もあり、比較的小規模ながらアットホームな雰囲気が感じられます。カウンター席では目の前で調理される様子を眺めながら、ボックス席では周囲を気にせず会話を楽しみながら、それぞれのシーンに合わせて利用できます。特別なサービスとしては、お祝いやサプライズの相談が可能であること、貸切にも対応していることが挙げられます。個室やソファ席、テラス席はありませんが、全席禁煙となっており、快適な空間で食事を楽しむことができます。深夜2時まで営業しているため、遅い時間からの食事にも対応可能です。
こだわりの丹波黒どりを、職人の手で丁寧に焼き上げる鉄板料理を中心に、素材の味を生かした様々な鶏料理を味わえる「鉄板ぢどり焼TARO 難波中店」。なんば駅からほど近い立地で、落ち着いた雰囲気の中で美味しい鶏料理とそれに合うドリンクをゆっくりと楽しみたい際に候補となる一軒です。デートや友人との食事、少人数の集まりなど、様々なシーンで利用しやすいでしょう。新鮮な鶏を最高の状態で提供することにこだわりを持つこの店で、知られざる鶏の魅力を再発見できるかもしれません。