大阪府堺市北区、JR阪和線および南海高野線の三国ヶ丘駅から徒歩およそ4分から5分ほどの場所に位置する「とんかつ・洋食の店 ICHIBAN」は、地元で愛される洋食店です。大仙公園からも比較的近く、散策と合わせて立ち寄ることもできる立地です。こちらは、中百舌鳥に本店を構える創業昭和49年(1974年)の老舗「味の店 一番」の姉妹店として2020年7月1日にオープンしました。本店の伝統的な味わいを引き継ぎつつ、「お酒がゆっくり楽しめる」という新しいコンセプトを取り入れているのが特徴です。店内はグレーと白を基調としたスタイリッシュで落ち着いた空間となっており、かつての洋食店のイメージとは異なるモダンな雰囲気の中で食事を堪能できます。料理人のこだわりが細部にまで行き届いた空間で、食事の時間をゆったりと過ごすことができるでしょう。
提供されるメニューは、店名にもある通り、とんかつを中心に様々な洋食が揃っています。本店の秘伝のデミグラスソースを使用した定番のロースカツはもちろん、ヘレカツやネギ味噌カツ、トマトチーズカツといったとんかつメニューが豊富です。また、とんかつ以外の洋食メニューも充実しており、コトコト煮込まれた煮込みハンバーグや、サクサクの衣とプリプリの海老が特徴のエビフライ、ふわふわの卵が魅力のオムライスなども人気です。これらのメニューは単品だけでなく、ライスやスープ、サラダ、さらにはミニスイーツまで付いた定食やセットメニューとしても提供されており、ボリューム満点だと評判です。特にランチタイムには行列ができるほどの人気を集めており、スペシャル盛り合わせなど、複数のメインを選べるお得なセットも用意されています。価格帯は、ランチが1,000円台、ディナーは2,000円台を中心に、メニューによって異なりますが、全体的に満足度の高い価格設定であるという声が多く聞かれます。テイクアウトやデリバリー(Uber Eatsや出前館など対応サービスによる)も可能で、自宅でICHIBANの味を楽しむこともできます。
店内の座席については、一人でも気軽に利用しやすいカウンター席や、複数人での食事に適したテーブル席、ゆったりと寛げる座敷席が用意されているようです。これにより、様々なシーンでの利用に対応しています。ただし、個室やソファ席に関する情報は確認できませんでした。店内は全面禁煙となっており、快適な環境で食事を楽しめます。お酒との相性にもこだわったメニュー構成とのことで、ディナータイムにはアラカルトメニューなども提供されているようです。店舗横に3台、道路向かいに4台の合計7台分の駐車場が完備されており、車でのアクセスも可能です。駐車場が満車の場合には、近隣のコインパーキング利用証明書の提示で駐車代金の一部サービスがある場合があるようです(詳細は店舗に確認が必要です)。また、PayPayなどのQRコード決済に対応しています。口コミでは、料理の美味しさやボリューム、そしてお店の雰囲気に対する良い評価が多く見られます。昔ながらの味を受け継ぎつつも、モダンで入りやすい空間で、幅広い世代が美味しいとんかつや洋食を楽しめるお店と言えるでしょう。