北海道白老郡白老町社台にある「コミュニティカフェ ミナパチセ」は、JR室蘭本線 社台駅から徒歩約21分(約1.7km)の距離に位置するカフェです。お車でのアクセスの場合は、国道36号線の社台エリアにあるファミリーマートや白老牛らーめん元気屋付近の信号を海側へ進むと到着します。カフェの前に駐車場も完備されています。バスを利用する場合は、「社台中央」停留所での降車が便利です。
店名の「ミナパチセ」はアイヌ語で「大勢が笑う家」を意味しており、その名の通り、誰もが気軽に立ち寄り、人と人が繋がる温かいコミュニティの場となることを目指しています。アットホームな雰囲気の中で、訪れる人々が笑顔になれるような空間を提供しています。多文化共生を白老町社台から発信したいという思いも込められており、アイヌ文化に触れる機会も提供しています。
メニューには、体に優しい食材を積極的に使用した料理が並びます。玄米、麹、米ぬかといった発酵食品を取り入れたメニューが特徴です。一例として、白米よりも栄養価が高く吸収が良いとされる分付き米を使用しています。具体的なメニューとしては、アイヌの伝統料理であるオハウを含むアイヌ料理セット(要予約、1500円 税込)、ガパオ風ライス(880円 税込)、ロコモコ(880円 税込)、納豆チャーハン、タンドリーチキンプレート、米ぬかパンケーキなどがあります。また、鹿肉を使用した料理も提供しています。ドリンクには赤しそビネガーやアップルミント&アップルビネガーなどがあります。テイクアウトや白老町内への配達(4人分以上から可能)も行っています。お弁当は内容や予算に合わせて相談が可能です。ランチの平均予算は1000円以下と利用しやすい価格帯です。
店内は総席数20席で、座敷席や掘りごたつ式の席があります。カウンター席やソファ席、個室はありません。広々とした空間で、ゆったりと過ごすことができます。
ミナパチセでは、カフェとしての利用だけでなく、様々なイベントも開催されています。アイヌ文様刺繍などの小物販売も行われています。また、アイヌ料理教室やアイヌの着物試着体験など、アイヌ文化に触れる特別なサービスも提供しています。Wi-Fiも利用可能です。決済方法としてはPayPayが利用できます。