阪急今津線小林駅より東口から徒歩およそ5分の場所に位置する「とりの館」は、兵庫県宝塚市小林にある焼き鳥店です。地下1階にあり、落ち着いた隠れ家のような雰囲気が特徴です。徒歩圏内には阪急今津線の逆瀬川駅や仁川駅もあり、アクセスしやすい立地と言えるでしょう。近隣には有料駐車場がありますが、「とりの館」では2時間無料の駐車券を提供しているため、車での来店も可能です。
創業は昭和52年(1977年)という歴史があり、長年培われてきた焼き鳥の技術と味が楽しめます。特に、創業以来継ぎ足されてきた秘伝のタレで味わう焼き鳥は、「とりの館」の大きな魅力の一つです。使用する鶏肉はふっくらジューシーなものを選び、丁寧に備長炭で焼き上げています。この本格的な炭火焼きが、香ばしく深みのある味わいを生み出しています。
メニューには、定番の焼き鳥各種はもちろんのこと、お店自慢のつくねや、ジューシーな鶏皮と餅の食感が楽しめる「皮もち」といった創作串焼きも用意されています。焼き鳥の盛り合わせは6本、8本、10本といった種類があり、人数や好みに合わせて選ぶことができます。焼き鳥以外にも、親鳥のもも焼きや、ささみのお造り、鶏皮の唐揚げ、手羽先の唐揚げといった一品料理も充実しています。また、アツアツのご飯の上に焼き鳥を乗せた「とり丼」や、じっくり煮込まれたスープなど、食事メニューも提供しています。一部のメニューはテイクアウトも可能とのことですので、事前に店舗に問い合わせてみるのも良いでしょう。ドリンクメニューには、ビールや焼酎、地酒、オリジナルの梅酒など、焼き鳥との相性の良い様々な種類が揃っています。価格帯は、親鳥のもも焼きが220円(税込)、つくねが330円(税込)、とり丼が715円(税込)、きまぐれアイスが418円(税込)など、比較的リーズナブルな価格で楽しめます。夜の予算目安は3,000円から4,000円程度となることが多いようです。
座席はカウンター席が18席のみとなっており、目の前で職人が焼き上げる様子を眺めながら食事ができるスタイルです。個室やソファ席はありません。落ち着いたおしゃれな和空間で、ゆっくりと食事を楽しむことができます。カウンター席のみのため、一人での来店や、友人、知人との食事、デートなど様々なシーンに利用できそうです。
「とりの館」のもう一つの名物として挙げられるのが「つくねハンバーグ」です。某メディアの兵庫県ハンバーグランキングで1位を獲得した実績を持つこのメニューは、多くの人に愛される逸品です。また、近隣有料駐車場の2時間無料チケット配布や、PayPayをはじめとする各種QRコード決済、電子マネー、クレジットカードが利用できるなど、支払い方法が豊富な点も利用者にとって嬉しいサービスと言えるでしょう。店内は全席喫煙可能ですが、タバコが苦手な利用者がいる場合は分煙での対応も可能とのことです。アットホームな雰囲気と細やかな心配りも、リピーターが多い理由の一つかもしれません。