鹿児島県鹿児島市西田2丁目28-6 アスカ2ビル1Fに位置していた「レストランバー UC(ユーシー)」は、残念ながら2025年5月11日をもってその25年間の歴史に幕を閉じ、閉店いたしました。鹿児島中央駅西口から徒歩わずか1分という抜群の立地を誇り、駅を出て右手に進み、アミュプラザの駐車場入口のすぐ隣という分かりやすい場所にあり、多くの人々に親しまれていました。鹿児島中央駅からは約148mの距離で、公共交通機関でのアクセスが非常に便利でした。
このレストランバーは、「大人の隠れ家」をコンセプトに掲げ、木の温もりを感じさせる落ち着いた雰囲気と、アットホームな空間が特徴でした。白を基調としたテーブル席とウッディなカウンター席が調和し、居心地の良い内装は、訪れる人々がゆったりと寛げる場所として評価されていました。特に、親しい友人との女子会や、結婚式の二次会、懇親会、各種パーティーなど、様々なシーンで貸し切り利用が可能であり、多くの思い出が作られた場所でもありました。
提供されていた料理は、創作イタリアンとフレンチを融合させた独創的なメニューが中心で、旬の食材をふんだんに取り入れたこだわりの逸品が提供されていました。リーズナブルながらも質の高いワインが豊富に揃えられており、料理とのペアリングを楽しむことができました。メニューの一例としては、ほどよい酸味のドレッシングでさっぱりと仕上げられたアボカドとトマトのサラダ、北海タコのカルパッチョ、ゴボウとアスパラガスを加えたユニークなエビのアヒージョ、とろけるチーズとトマトソースのバランスが絶妙な卵とアスパラのグラタン、そして合鴨ロースのイクラ添えなどが挙げられます。パスタメニューでは、歯ごたえとソースの絡み具合が好評だったジェノベーゼや、定番のカルボナーラ、アツアツのエビのアヒージョなどが人気を集めていました。
料金については、ディナーの平均予算は3,000円から4,000円程度と設定されており、リーズナブルに本格的な料理とドリンクを楽しめる点が魅力でした。チャージ料金は440円が設定されていました。コース料理も充実しており、7品を自由に選べるシステムに飲み放題が付いた3,400円や3,900円のコース、さらには4,500円の飲み放題付きコースなども提供されていました。飲み放題のメニューには、スパークリングワインやサングリア、カクテルといった豊富なアルコール類に加え、ノンアルコールドリンクも用意されており、お酒が苦手な方でも楽しむことができました。
座席数は、カウンター席を含む16席から18席が設けられており、ゆったりと過ごせる空間が提供されていました。個室の用意は確認できませんでしたが、貸し切り利用によりプライベートなパーティーにも対応していました。
特別なサービスとしては、記念日利用の際にデザートプレートをプレゼントする特典があったほか、キャッシュレス決済としてPayPayや主要なクレジットカード(VISA、Mastercard、Amex、Diners、JCB)が利用可能でした。また、子連れでの利用も可能であり、全席喫煙が可能でした。営業時間は火曜日から日曜日の18時から翌1時まで(料理・ドリンクL.O.は翌0時30分)、金曜日・土曜日・祝前日は翌3時まで営業しており、深夜までゆっくりと過ごせるダイニングバーとして、夜遅くまで賑わっていました。月曜日と木曜日が定休日でした。2014年10月にオープンし、長年にわたり地域の食文化を彩ってきた存在でした。