宮崎県の北の玄関口、延岡市北川町に位置する「道の駅北川はゆま」内にある「レストランはゆま」は、地域の食文化と魅力を発信する拠点として多くの人々に親しまれています。「はゆま」という名称は、約1300年前の飛鳥時代に設けられた駅制度において、情報伝達の要所であった「駅」に置かれた馬、すなわち「早馬」の古い呼び名に由来しており、その名の通り、情報と人と物の交流の場としての役割を担っています。東九州自動車道北川インターチェンジからすぐという抜群のアクセスを誇り、国道10号線や国道326号線からも直接利用できるため、高速道路のサービスエリア代わりとしても機能し、長距離ドライバーや観光客にとって便利な休憩地点です。JR日豊本線日向長井駅からは徒歩約13分から15分で、川沿いの県道から東九州道高架下を通る坂道を登る安全なルートを利用すれば徒歩約20分程度で到着します。敷地内には大型車25台、小型車108台、二輪車10台、身障者用3台の広々とした駐車場が完備されています。
レストランはゆまは、地産地消をコンセプトに掲げ、宮崎県ならではの新鮮な食材をふんだんに使用した多彩な料理を提供しています。開放感あふれる空間が特徴で、テーブル席52席、カウンター席20席、座敷席20席、そして最大24名まで収容可能な個室が1室用意されており、総席数は105席を誇ります。会議室としても利用できる個室は、少人数から団体まで幅広いニーズに対応し、様々なシーンで活用できます。また、天気の良い日にはペット同伴で利用できるテラス席も若干数設けられており、愛犬との食事も楽しむことが可能です。
メニューは、宮崎の豊かな恵みを活かした逸品が揃います。特に人気を集めているのは、日向灘で水揚げされた鮮度抜群の「生しらす丼」で、価格は1,200円(税込)です。その日のうちに提供される生のしらすは、とろけるような舌触りと、しらす本来の旨みが凝縮されており、海の幸を存分に堪能できる一品です。延岡発祥のソウルフードである「チキン南蛮定食」は1,100円(税込)で、宮崎県産の鶏もも肉を自家製の南蛮酢で丁寧に仕上げた、地元で愛される味が楽しめます。「ひむか定食」は1,580円(税込)で、宮崎県古来の国名「日向」を冠した、冷や汁とチキン南蛮など宮崎の郷土料理を一度に味わえる贅沢な定食です。その他、宮崎県産黒毛和牛を使用した「宮崎牛牛重」(2,200円・税込)や「宮崎牛牛丼」(1,680円・税込)、軽食にぴったりの「宮崎牛肉うどん」や「宮崎牛肉そば」(各1,200円・税込)、ボリューム満点の「若鶏のから揚げカレー」(1,100円・税込)など、幅広い選択肢が用意されています。お子様向けの「お子様カレー」(880円・税込)もあり、家族連れでも安心して利用できます。これらのメニュー価格は時期により変更となる場合があるため、最新情報は来店前に確認することが推奨されます。
「レストランはゆま」では、お客様の利便性を高めるための様々なサービスも提供されています。クレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Diners)、主要な電子マネー(WAON、交通系IC、楽天Edy)、QRコード決済(PayPay、J-Coin Pay、Alipay、AEON Pay、d払い)といった多様な支払い方法に対応しているため、手軽に支払いを済ませることができます。また、テイクアウトメニューも充実しており、店内で食事をする時間がない場合でも、人気の味を自宅や旅先で楽しむことができます。さらに、道の駅の施設としてコインシャワーや無料Wi-Fi、キッズコーナー、タブレットモバイルレンタルなども利用でき、長旅の疲れを癒したり、情報収集をしたりするのに役立ちます。レストランの清水料理長によるスイカ彫刻の披露など、季節やイベントに合わせた特別な取り組みが行われることもあり、訪れるたびに新たな発見があるかもしれません。団体での利用を希望する場合には、週末や祝日を含め、事前に連絡することでスムーズな案内が受けられます。