宮崎市中央通に位置する「囲炉裏炉端焼 いろとりどり」は、宮崎では珍しい全席に囲炉裏を備えた、本格炉端焼きを堪能できる居酒屋です。一番街を抜け、中央通を左手に進んだ第10吉野ビル1階にあり、宮崎駅西口からは徒歩約14分、タクシーで5分ほどとアクセスしやすい立地です。賑やかな街の中心部にありながら、一歩足を踏み入れると落ち着いた和の空間が広がり、まるで大人の隠れ家のような雰囲気の中でゆったりと食事が楽しめます。
このお店の最大の魅力は、目の前の囲炉裏で旬の食材をじっくりと焼き上げる炉端焼きです。素材本来の旨みを最大限に引き出す囲炉裏焼きは、まさにここでしか味わえない逸品と言えるでしょう。提供される食材へのこだわりは深く、宮崎の「幻の地鶏」と称されるみやざき地頭鶏は、石坂村地鶏牧場から朝締めされた鮮度抜群のものを使用しています。炭火で香ばしく焼き上げられる地頭鶏は、程よい弾力と旨みが凝縮されており、塩でもタレでもその美味しさを存分に堪能できます。特に地頭鶏ネギ焼きは、ネギの甘みと地鶏の旨みが絶妙に絡み合い、食欲をそそる一品です。
魚介類に関しても、その日の朝に仕入れられたばかりの新鮮な旬魚が提供されます。長谷川水産の津本氏が手掛ける「究極の極〆鮮魚盛り」は、臭みがなく脂の乗った奥深い味わいが特徴で、まさに必食の価値ありと評判です。ヒラメのしっとりとした食感や、ほどよい酸味の自家製ポン酢でいただく新鮮なカンパチ、香ばしく焼き上げられたカブト付カマ塩焼、さらには殻付生カキや、西米良サーモン、ソデイカなど、季節ごとに様々な海の幸が楽しめます。これらの新鮮な魚介類は、お造りとしてはもちろん、お客様の要望に応じて囲炉裏で焼き上げるなど、様々な調理法で提供されるのも嬉しいポイントです。
メニューには、宮崎の誇るブランド牛である宮崎牛のロースステーキも用意されており、80gから120gまで選べ、贅沢な味わいを炉端焼きで楽しむことも可能です。他にも、カニみそ、チャンジャ、アボカド刺しといった酒の肴から、自家製味噌ピーマンや山芋たんざくなどの一品料理、さらにはアスパラのパンチェッタ巻き天ぷらやカマンベール天ぷらといった創作料理まで、幅広いラインナップが揃っています。
ドリンクメニューも充実しており、特に日本酒の品揃えは特筆すべき点です。人気の銘柄「獺祭」を含む豊富な種類の日本酒が用意されており、日本酒好きにはたまらないでしょう。飲み放題付きのコースも4,500円から用意されており、前菜、お刺身盛り、季節の魚や野菜の囲炉裏焼き、地頭鶏炭火焼きなど、旬の食材をふんだんに使った全10品のコースで、2時間の飲み放題が付いています。日曜日から木曜日限定で、90分1,500円の単品飲み放題も利用でき、カジュアルな宴会にも最適です。平均予算は4,000円から5,000円程度で、質の高い料理と飲み物を心ゆくまで堪能できます。
座席は、総席数46席または44席とゆったりとした空間が確保されています。特筆すべきは、接待やデート、特別な日の食事に最適な完全個室が豊富に用意されていることです。2名様用のプライベートな個室から、4名、6名、さらには10名から20名、最大20名まで利用できる広々としたお座敷も完備されており、会社宴会や団体での利用にも対応可能です。カウンター席にも囲炉裏が設けられており、お一人様でも贅沢な時間を過ごせるよう配慮されています。全席喫煙可能である点も、喫煙者にとっては利便性が高いでしょう。
「囲炉裏炉端焼 いろとりどり」は、火曜日から日曜日の17時30分から23時まで営業しており、料理のラストオーダーは22時、ドリンクのラストオーダーは22時30分です。月曜日が定休日となっています。VISA、Master、JCB、AMEX、Dinersといった主要なクレジットカードに加え、電子マネーやQRコード決済も利用可能で、利便性も兼ね備えています。入店時にはお通し代として350円が別途必要です。お客様に最高の体験を提供したいという店主の想いが込められた、宮崎の夜を彩るおすすめの炉端焼き店です。