大分県別府市北浜に位置する「食泉 天の月」は、別府の繁華街から少し離れた海辺の温泉ホテル群の一角に佇む居酒屋です。JR別府駅からは徒歩およそ7分、別府タワー前からは徒歩1分、北浜バスセンターや別府北浜バス停からも徒歩3分圏内と、公共交通機関でのアクセスも良好な立地です。国道10号線を日出方面へ直進し、トキハ別府店向かいのセブンイレブンがある交差点を右折し、約50メートル直進した左手という分かりやすい場所にあり、駐車場も20台完備されているため、車での来店も便利です。店舗入口にはスロープが設けられており、車椅子での利用も可能ですが、店内の一部通路はやや狭い箇所もあります。店内は和の趣を感じさせる落ち着いた空間が広がり、重厚感のある外観とは対照的にくつろぎやすい雰囲気が魅力です。オレンジ色の灯りが上質な空間を演出するカウンター席は一人での利用にも適しており、ゆっくりと食事を楽しみたい方にもおすすめです。接待や家族連れに最適な掘りごたつ式の完全個室も完備されており、プライベートな時間を重視したい場合に重宝します。横の席とパーテーションで仕切れる半個室風のテーブル席も用意されており、宴会の際には席をつなげて使用することも可能で、少人数から会社宴会まで幅広く対応できます。2階には55畳の広々とした大広間があり、最大50名から60名までの大人数での宴会にも対応できるため、団体利用にも適しています。店内は全席喫煙可能ですが、ランチタイムは全席禁煙となります。
「食泉 天の月」では、大分の旬の素材を活かした創作料理や郷土料理を提供しており、地産地消をコンセプトに、季節ごとの海の幸や山の幸をふんだんに使用した板長自慢の料理をリーズナブルな価格で堪能できます。特に魚介系のメニューが充実しており、一般的な居酒屋では珍しい魚串は一本80円から提供され、おまかせの魚串盛り合わせも好評を博しています。一方で、肉系の串は提供されていない点が特徴です。大分名物料理として、大分県産のしいたけステーキやとり天はいずれも650円で提供されており、別府を訪れる観光客にもおすすめです。その他、りゅうきゅう(880円)や生ハムのシーザーサラダ~温玉のせ~(850円)、お刺身盛り合わせ(小)1,380円など、一品料理も豊富に揃っています。鮮魚は前日までの予約で関アジや関サバのお造りも楽しむことができます。コース料理も充実しており、飲み放題付きのコースは4名から利用可能です。9品からなる「満月コース」(6,000円)、国産牛のすき焼きが付いた11品の「天の月コース」(7,000円)、大分県の食材や郷土料理が愉しめる11品の「大分三昧コース」(8,000円)、そして大分県の海山の幸をたっぷりと味わえる贅沢な12品の「臨海会席コース」(9,000円)など、予算や好みに合わせて様々な内容が用意されています。料理のみのコースも4,500円から7,500円で提供されており、旬のお刺身やおすすめメニューを存分に味わえます。ランチ営業は10名以上の要予約制となっており、過去には日替わりでとり天定食や月見まぐろ和膳などが提供されていたこともあります。お通し代として300円がかかります。
支払いは各種クレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)が利用可能です。料理内容、味、量、全ての面でコストパフォーマンスが良いと評価されており、気持ちの良い接客もこの店の魅力の一つです。落ち着いた雰囲気の中で、大分の豊かな味覚を存分に味わえる「食泉 天の月」は、接待や家族での食事、友人との宴会など、様々なシーンで利用できる一軒としておすすめです。