大分県別府市亀川浜田町に位置する「海鮮焼 磯磯 潮彩屋」は、別府湾と山々を見渡す絶好のロケーションで、新鮮な海の幸を堪能できる海鮮料理店です。JR亀川駅から徒歩約4分、または277mほどの距離にあり、国道10号線亀川バイパスの亀川漁港入口付近に面しています。駐車場は25台分が完備され、大型バスも駐車可能なため、車でのアクセスも非常に便利です。
2021年にリニューアルオープンしたこの店舗は、永らく休業していた「潮彩屋」が装いを新たに生まれ変わったもので、大分県漁業協同組合(JFおおいた)が直営している点が大きな特徴です。これにより、地元大分県産はもちろん、日本各地から厳選して仕入れたばかりの旬の魚介類を、漁港から直送される新鮮な状態で提供することが可能となっています。別府にいながらにして、日本の豊かな海の恵みを存分に味わえるのが魅力です。
施設は1階と2階に分かれており、それぞれ異なる楽しみ方ができます。1階には、自身で新鮮な魚介を焼いて楽しむ「海鮮焼 磯磯」と、厳選されたお土産品を取り扱うセレクトショップ「ROUTE10」があります。「海鮮焼 磯磯」は屋根付きのスペースで、天候を気にすることなく豪快な浜焼きを体験できます。2階には、メニューを一新した海鮮食事処「山海望レストラン 潮彩屋」と、完全予約制のバーベキュースペース「ROOF BALCONY RESORT420」が設けられています。2階のレストランからは別府湾の壮大な景色を眺めながら食事ができ、開放的なテラス席も利用可能です。
提供されるメニューは、新鮮な魚介を活かした多彩なラインナップが揃います。「磯磯盛り」はサザエや車海老などが含まれる海鮮焼きの盛り合わせで、3,900円から3,990円程度で提供されています。ご飯を覆い尽くすほどのたっぷりの刺身と釜揚げちりめんがのった「潮彩丼」は2,300円から2,500円程度で、魚介の旨味を存分に味わえる逸品です。「刺身・天ぷら定食」は2,000円から2,100円程度で、刺身と揚げたての天ぷらを一度に楽しめる満足度の高いメニューです。その他、「カンカン焼き(特)」は7,980円、「別府しらす丼」は1,300円から1,800円程度、「海鮮漬け丼」は1,300円、「天丼」は1,150円、「鯛茶漬け」は1,500円など、様々な海鮮料理が用意されています。また、牡蠣、帆立、活国産はまぐり、タコといった単品の海鮮焼きも豊富に揃っており、好みに合わせて選べるのが嬉しい点です。食事には、大分県産のかぼすポン酢やカトレア醤油といった、地元の味覚を添える調味料が提供されることもあり、より一層素材の味を引き立てます。
店内は総席数180席と広々としており、ゆったりと食事を楽しめます。個室は設けられていませんが、2階のレストランではテーブル席が中心で、1階の海鮮焼きスペースも快適に利用できるよう配慮されています。
「海鮮焼 磯磯 潮彩屋」は、バリアフリー設備が充実していることも特筆すべき点です。「おもいやり駐車スペース」が設けられているほか、車椅子での利用に配慮された多目的トイレやエレベーターも完備されており、施設内は基本的に段差がありません。介助犬の同伴も可能で、視覚や聴覚に障害のある方にもスタッフが可能な限り丁寧に対応する体制が整っています。これらの配慮は、誰にとっても利用しやすい環境を提供したいという店舗の心遣いを示しています。営業時間は午前11時から午後9時までで、フードのラストオーダーは午後7時30分、ドリンクは午後8時までです。毎週水曜日が定休日ですが、祝日の場合は営業しており、お盆やゴールデンウィーク期間中は休まず営業しています。