熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽4369-19に位置する「阿蘇キャニオンテラス」は、雄大な阿蘇の自然に囲まれたリゾート施設「阿蘇キャニオンテラス&ロッジ」内にある食事処です。2021年4月にリニューアルオープンし、「遊んでくつろぐ。のびのび楽しむ」をコンセプトに、訪れる全ての人々に開かれた空間を提供しています。施設の目の前には、荒々しい断層と火山活動によって生まれた唯一無二の絶景、立野渓谷が広がり、レストランやテラスからは、熊本地震からの復興の象徴である新阿蘇大橋や立野に沈む美しい夕日、遠くは熊本市内、天気の良い日には長崎・雲仙普賢岳まで見渡せる壮大なパノラマビューが魅力です。阿蘇くまもと空港からは車で約25分、JR肥後大津駅からは車で約15分、九州自動車道熊本ICからは車で約35分と、各方面からのアクセスも良好です。敷地内には196台収容可能な無料駐車場が完備されており、車での訪問に便利です。
阿蘇キャニオンテラスでは、ホテル利用者だけでなく、食事のみの利用も可能で、昼食、夕食、朝食を提供する「CAFETERIA」と、軽食やカフェメニューを提供する「キャニテラカフェ」があります。特に人気を集めているのが、テラスで楽しむ手ぶらバーベキューです。熊本名産の「あか牛」をはじめ、あそび豚や国産鶏など、上質なお肉を絶景を眺めながら堪能できます。具体的なバーベキューコースの一例としては、オージー牛ロース、あそび豚、ビッグソーセージ、野菜キノコ盛り、焼きおにぎりなどがセットになったコースや、あか牛リブロースをメインにしたコースなどがあり、各コースには温泉利用も含まれているため、食後にゆったりと疲れを癒すことができます。
夕食は、原則として宿泊者向けの事前予約制で、熊本県産のブランド牛であるあか牛を使ったすきやき鍋コースやしゃぶしゃぶ鍋コース、牛・豚・鶏の溶岩焼きコースなどが提供されています。馬刺しをはじめとした地元の食材をふんだんに使用した季節の料理が並び、熊本の味覚を存分に楽しめます。お子様用のメニューも用意されており、家族連れでも安心して利用できる配慮がされています。朝食も同様に宿泊者向けの予約制で、熊本県産米を炊き立ての釜飯で提供し、卵かけご飯も堪能できます。地元の食材を活かしたボリューム満点の和食膳で、ご飯のおかわりも自由です。昼食は一般利用も可能で、当施設近くに建設された立野ダムをモチーフにした「立野ダムカレー」(1,100円)や「立野ダムカツカレー」(1,650円)、阿蘇自然豚のとんかつ膳(1,375円)、牛サーロインのグリル~シャリアピンソース~(2,750円)、ミートソースパスタ(1,375円)など、多彩なメニューが揃い、サラダバーが付くのも嬉しいポイントです。昼食の利用は事前の電話予約が推奨されています。食事中に提供されるソフトドリンクは無料で、宿泊者にはいつでも挽きたてコーヒーが提供されるサービスもあります。
座席は、絶景を堪能できるカウンター席や、バーベキューを楽しめるテラス席が設けられています。また、団体での利用に適した和宴会場や会議室も完備しており、様々なシーンに対応可能です。館内には読書コーナーのような落ち着いた空間もあり、食事の前後にリラックスして過ごすことができます。
特別なサービスとして、雄大な阿蘇外輪山の大パノラマを望みながら体験できる「あそぶらんこ」(ASO SWING)が設置されています。これは無料で一般開放されており、宿泊や食事をしない観光客でも気軽に利用できる人気の展望スポットです。夕焼けの時間帯は特に感動的な景色が広がります。また、館内には温泉施設も充実しており、セルフロウリュウを楽しめるサウナや露天風呂が備わっています。露天風呂からは、新阿蘇大橋や夜景も楽しめ、心身ともにリフレッシュできるでしょう。お子様連れのゲスト向けには、お子様メニューの提供だけでなく、オセロ、人生ゲーム、ジェンガなど約10種類のボードゲームが用意された遊び場があり、大人も子供も一緒に楽しめる工夫が凝らされています。サイクリングを楽しむ方のために、サイクルステーションも完備されており、アクティブな滞在をサポートします。
「阿蘇キャニオンテラス」は、食事と絶景、そして温泉が一体となった多機能なリゾート施設であり、阿蘇の豊かな自然を背景に、特別なひとときを過ごせる場所として注目されています。